玉麒麟 羽州ぼろ鳶組 (祥伝社文庫)

著者 :
  • 祥伝社
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感想 : 80
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  • Amazon.co.jp ・本 (424ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396345044

感想・レビュー・書評

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  • 面白いけれど、構成が…。
    源吾と一緒に新之助の活躍劇を聞きたかった。

  • 惚れてまうやろー!
    一言で表すならこんな感じ。強い優男、かっこよすぎる。あとは、頭オールスターズをはじめとした、火消しチームの連携とか(加賀鳶とに組は箱で推したい)、長谷川平蔵(二代目)がいよいよ本格始動とか。
    今までの展開があってこその本巻。さて次の『双風神』を買わねば。
    大奥の次に、映像化してくれないかなあ、えねっちけーさん。(ラジオドラマではなく)

  • 《羽州ぼろ鳶組8》
    新之助が下手人なんてことはないだろうとは思いつつ、濡れ衣が晴れるまでジリジリと読み進む。
    そうだよねー、期待を裏切らない最後が好き。

    相変わらず鳶達の無茶っぷりが楽しい。ほんとにあいつら馬鹿だ(褒めてます)
    次巻も野郎どもの馬鹿に期待。

  • 第8弾。鳥越新之助は、闇堕ちしてしまったのか?

  • 羽州ぼろ鳶組(シリーズ)読み始めて正直ここまでのめり込みとは思っていなかった。その中でも本作は最高峰の感動を味わう!江戸の火消し漢達の熱い物語、「One for all All for one」と言う言葉が思い浮かんだ、普段は「喧嘩と火消しは江戸の華」と言われるくらい好敵手で揉め事ばかり多くの火消し組・漢達が、一人の火消しの窮地を協力し助けようとする。読んでいる途中から感動の涙が溢れてきた。本作の中心人物の新之助が「御頭」と絶叫する場面が頭から離れない。

  • シリーズ第八弾。

    序章から、何だかとんでもない事になっている模様・・・なんでも、新庄藩火消頭取並・新之助が“橘屋一家を殺害し、さらに火付けをした挙句娘を連れて逃亡中”という事で火盗改に手配されているだと!?
    勿論、読者としては、冤罪に決まってるでしょという事はわかってはいますが、“何があった、新之助!”という気持ちで読み進みます。
    追い打ちをかけるように、幕府から新庄藩が“出入り禁止”の沙汰を受けてしまい、源吾達は新之助を助けたくても動けない状態になってしまいます。
    ジリジリするぼろ鳶メンバーですが、助っ人として長谷川平蔵が探索してくれる事になり、何より加賀鳶をはじめ、多くの火消仲間が協力してくれたのが嬉しいですね(なんと、あの進藤内記まで・・まぁ彼には彼なりの思惑があったからですが)。
    これも新之助の人柄を皆が理解し、信じているからこそですね。
    そして最終的には、離縁状と致仕願いを書いてまで新之助救出を覚悟する源吾と彼についていくぼろ鳶組の面々が動きます。クライマックスでの「御頭!」「新之助!」&駆け付けるぼろ鳶メンバー・・からの、いつものやり取りがたまらなく好きですね。
    今回の事で確実に一皮むけた新之助。琴音さんともきっと再会できる日が来るはずです。

  • 新之助が放火の下手人に。

    話の展開から、どうしても放火関連の事件ばかりになるけど、毎回いろいろな角度から盛り上げてくれるので楽しみだ。

  • 読み出したら相変わらず面白くて一気読み

    田沼意次vs一橋治済を背景に、火消たちが入り乱れ、喧嘩や殺陣に忙しい
    火事どこいった笑

    元々新之助の成長は顕著だったけど、八巻で更に飛躍したと思います

  • 新之助さん、かっこいいんてすけど。。琴音さんも名前といい、ルックスといい、現代美人ですよね。でもあの結末はないわ。。まあ、楽しみは後に取っておくということなのかもしれないけど。

  • 豪商橘屋一家を惨殺し付け火した挙句娘を連れ去った下手人として鳥越新之助が手配され新庄藩は何が起こったかわからぬ内に動きを封じられる

    この巻はなんと言っても新之助の魅力満載でした
    日頃の彼を知る人々や意外な人が助けてくれたりでそこも面白かったです

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著者プロフィール

1984年京都府生まれ。2017年『火喰鳥 羽州ぼろ鳶組』でデビュー。’18年『童の神』が第160回直木賞候補に。’20年『八本目の槍』で第41回吉川英治文学新人賞を受賞。同年『じんかん』が第163回直木賞候補に。’21年「羽州ぼろ鳶組」シリーズで第六回吉川英治文庫賞を受賞。22年『塞王の楯』で第166回直木賞を受賞。他の著書に、「イクサガミ」シリーズ、「くらまし屋稼業」シリーズ、『ひゃっか! 全国高校生花いけバトル』『てらこや青義堂 師匠、走る』『幸村を討て』『蹴れ、彦五郎』『湖上の空』『茜唄』(上・下)などがある。

「2023年 『イクサガミ 地』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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