S&S探偵事務所 最終兵器は女王様 (祥伝社文庫)

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 80
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396346539

作品紹介・あらすじ

最凶ハッカーコンビがIT探偵に!?
元防衛省・しのぶ×元警視庁・スモモ――危険なバディが悪を討つ、痛快サイバーミステリ!

元防衛省サイバー防衛隊の出原しのぶと元警視庁サイバー捜査員のスモモこと東條桃花が、最強のIT探偵に!?
二人の正体は超一流のハッカーなのに、依頼は非ITものばかり。そんなある日、二十年前に失踪したスモモの両親を知る人物が現れる。数日後、その彼が港で遺体となって発見され、やがて過去の未解決事件との繋がりが浮上して……。
痛快リアル・サイバーミステリ誕生!

感想・レビュー・書評

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  • 連作短編集。
    長編からのスピンオフ。長編は未読。

     しのぶとスモモこと桃花は、二人でIT探偵事務所を開いている。しのぶは元防衛相のサイバーチーム所属。スモモは子供のころからハッカーで、腕を買われて警察に勤めていた。ひょんなことから、男子高校生透を食事係にやとったり、下の階の喫茶店オーナーの助けを借りたりしながら、事件を解決していく。そして、スモモの両親失踪事件にも迫っていく。

     スモモはアニメに出てくるような見た目・体型、そして極度にミュニケーションが苦手。キリキリしながらしのぶが働く。タイトルの女王様は短編集にはなかったので、しのぶのことを指しているのかな。それぞれのキャラも楽しめるし、気楽に安心して読める。まだ読んでる数少ないけど、福田作品に出てくる女性キャラクターって好きだ。

  • タイトルで損してる。面白かった。スモモがなぜしのぶになついたのか、しのぶはなぜ彼女の面倒をみるのかなどは続巻で明らかになるのだろうか。

  • 図書館で。
    この表紙じゃないのだけれども、他の選択肢が出てこなかった。というか、口下手のお嬢様の方がカッチリしたスーツ着ているイメージだったんですが、ピンクのゆるふわの方がお嬢さまなのかな?どうなんだろう。

    お嬢さまのご両親の話が一気に進みすぎて一寸びっくり。10年以上進展が無かったのにねぇ。彼女たちを取り巻くキャラが個性的で面白かったです。

  • あらすじから購入。関連はあるけど、1話ごと完結していたので読みやすかった。あとがきでスピンオフ作品であったことにようやく気がついたので、大本の「サイバー•コマンドー」も読んでみたい。登場人物の個性もおもしろくシリーズを追って行きたいと思った。主人公がバディを組むまでやデラさんの背景等気になることもあるので、今後の展開に期待。

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著者プロフィール

福田和代一九六七年、兵庫県生まれ。金融機関のシステムエンジニアとしての勤務を経て、二〇〇七年、航空謀略サスペンス『ヴィズ・ゼロ』でデビュー。主な著作に『TOKYO BLACKOUT』『ハイ・アラート』『怪物』『迎撃せよ』『潜航せよ』『生還せよ』『繭の季節が始まる』『梟の一族』など。

「2022年 『ここだけのお金の使いかた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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