ほんとに建つのかな

著者 :
  • 祥伝社
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感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (257ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396420451

感想・レビュー・書評

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  • 2004年発行。家を建てている同時中継的エッセイ。
    ユウヤの父と年齢が近い。俺が祖父になればどうかと考えると身につまされる。学齢前の子が四人はただでさえストレス大きいのに父が違う。春菊の実父は論外だが《類は友を呼ぶ》のだろうか。時代は変わり、昔は当たり前のことが通らない、不快=セクハラと指摘されてもオヤジは「いまさら変わるつもりは無い」自分の人生を否定されているように感じるのだろう。住宅ローンという大きなカネが動くときには(遺産争議どうよう)人の本性があらわれ、一番大事なものが春菊の場合には子供と仕事だが、義父の場合にも生業=文房具店で、有名人との姻戚は…

  • かなり前に読んだ。春菊さんは、一通り読んでた頃の話。今でも春菊さんは嫌いではないが、全部は読まなくてもいいか、って感じ。

  • 舅、小姑考えなければ

  • 尊敬する。
    家建てるって大変なんだね・・

  • 家を建てるための実用情報を期待するとちょっと違うかも。そういうのを求めるなら永江朗の『狭くて小さいたのしい家』のほうがおすすめ。この本にはとても繊細な女の感受性が描かれている。テーマとしては嫁と舅の確執なのだが、女の自分から見ても、ちょっと春菊さん繊細すぎ、と感じる点もあり、世代も違いいろんな常識が違う舅への寛容さをどうしても抱くことの出来ない、意志の強さを感じた。自分は空気読み過ぎだったり、ふわりとした違和感や嫌悪感に対して鈍感になってしまったのかもしれない、と複雑な反省感。

  • 家を建てるって大変なんですね。。
    注文住宅とかあこがれるけど、考えることが多い分、面倒だわなー。。

  • 内田春菊好きなので購入。
    義父とのそこまでの価値観が違うと、しんどいというか。キレちゃいたくなるだろうなぁ。
    2009.2購入¥105    2009.2.14読了

  • これまた家が欲しい願望で買った1冊。内田春菊も好きだしね。
    家を建てる過程、苦労などがすごくわかりやすいです。
    ユーヤの両親や子供達の問題にも関わっていて、色々と考えさせられます。

  • 離婚したらしい、内田春菊。やっぱ義父と合わなかったんだろうな・・・。
    でも離婚後も一緒に暮らしているらしいし、籍を抜いただけでユーヤ(夫)との関係は変わらず。内田春菊の描く女性は様々で面白いし、こういう日記風のマンガも楽しく読める。男に対する諦め、世間に対する諦めが内田春菊のなかにあると思うんだけど、それがマイナスの方向ではなくプラスの方向に向かっているのがすばらしいと思う。
    でもこの本はちょっと愚痴っぽいかも(笑)すべては義父のせい・・・。

  • どんな家を建てたのかなーと興味本位で購入。わた繁シリーズ番外編として読むのも良し。

著者プロフィール

1959年長崎県生まれ。漫画家、小説家、俳優、歌手。1984年に漫画家デビュー。1994年『私たちは繁殖している』『ファザーファッカー』でBunkamuraドゥマゴ文学賞受賞。その他の作品に『南くんの恋人』『あなたも奔放な女と呼ばれよう』など。私生活では4人の子どもの母親(夫はいない)。

「2017年 『エッチなお仕事なぜいけないの?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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