大隈重信、中国人を大いに論ず 現代語訳『日支民族性論』

著者 :
  • 祥伝社
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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396615741

感想・レビュー・書評

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  • 正直、人材の宝庫だった肥後出身だったなと、思い知らされました

  • 大隈の記す中国人の特徴=窮境におちいったときには、頼るべきでない相手を頼りにして、目の前の苦痛だけが去れば、それでいいのだといったように、将来の大きな患いにまで思慮のおよぶことがない>

  • 紀伊國屋書店のサイトには,この書籍に関する「内容説明」と「目次」がない。
    通常では,場合によっては出版社よりも詳細な目次があることもあるのに,この本に関しては,まったくない。
    祥伝社のホームページをみたら,あった。
    それから案ずるに,おそらく,「支那(しな)」がいっぱい出てくるので,紀伊國屋が自主規制したのであろう。
    ***********
    66頁:のちの『論語』にも「夷狄の君あるは,諸夏の無きが如くならず」という語がある。
    これは,前とは反対に,夷狄には然るべき君主が出てくるのに,諸夏にはかえって君主がないと嘆息の意を洩らしたものである。
    ・佐賀藩では「無きにシカズ」ではなく,「ゴトクならず」と訓んでいたのか。

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著者プロフィール

1838―1922 佐賀藩出身。第8代・第17代内閣総理大臣。2度目の首相をつとめているときに「対華二十一か条の要求」があり、本書が出版された。

「2021年 『大隈重信、中国人を大いに論ず 現代語訳『日支民族性論』』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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