トヨタで学んだ動線思考 最短・最速で結果を出す (単行本)

著者 :
  • 祥伝社
3.11
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本棚登録 : 94
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396616908

作品紹介・あらすじ

「時間がないのに仕事は多い」
「PDCAでは結果が出ない」
と思ったら、必読です。


会議、打ち合わせ、メール、スケジュール、机の上……
あなたのその動き、9割はムダ‼

ぼーっと歩いてんじゃねえよ! !


「巧遅」よりも「拙速」。これがビジネスパーソンの最適解だ!

メールチェックは移動時間がベスト
外出は「短い一筆書き」で
排除すべき「3ム」、意識すべき「3定」
資料探しの「10秒ルール」
手帳を極めれば動線のムダがなくなる
コピー機とシュレッダーの位置を見直す
パソコンの再起動をこまめにやるべき理由
ファイルはこう保存すれば「探す」を減らせる
Google検索で情報までの動線を最短に
出社してまずやるべき動線とは……
仕事の動線、意識してますか?

「歩幅が短く済むのは右からか、左からか」
「仕事に必要なモノは、目をつぶってでも取れるように」
「今使うもの以外は机の上に置かない」

トヨタの現場では、「人の動きを示す線=動線」をいつも意識していました。
動線を常に見直してムダな動線を減らすことで、
労働生産性を高めることができます。
さらに、スムーズな人生も送れます。

感想・レビュー・書評

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  • 今すぐできそうなことから始めようと思います。小さな積み重ねが大きな成果につながるでしょう。

  • 仕事や業務、思考などの動線について、考え方や具体的な解決事例が載っていて、どうしたら早く出来るかを突き詰めた本だった。デスク周りでは3定(定品、定量、定置)の意識、業務では3ム(ムダ、ムリ、ムラ)の排除など、ルールを意識する事で、最短の動線を習慣づけることが大事だと感じた。資料を探すときには、10秒以内に見つかるようにすることや、期限は25%短縮を自分で設定するなど、具体的な数値でルール化をすると定着させやすいのだと思った。
    パソコンの設定やメールの文頭の定型文を工夫することはまだまだ改善の余地があることに気づかされた。
    動線が最短で最速になっているかを見直しながら、業務をしていくことで、仕事の生産性を上げていきたい。

  • 動線を意識して過ごすことは、仕事の生産性は上がるけど、人生が豊かになるかと言われれば難しいところだと思った。けど、それも使い方次第なのかもしれない。
    待ち時間など目的がなく名前がつけられない時間を削り、時間を貯蓄していくイメージ。たまった時間で目的を持った過ごし方をすれば有効的だし、そのためにはいつも使うものを取り出しやすくしたり、配置を考え直したり、常に効率的に取り組むための見直す時間が必要だとわかった。
    ただ、効率的に過ごすことに力はいるから、小さなことから始めて行って習慣化させるしかない。

  • ・感想
    トヨタのムリムダムラを無くす。
    常に動線を考えて動くをあらゆるシーンで適用パターンまとめた書籍。

    ・Todo
    打ち合わせは常に
    ・ゴール
    ・次のアクション
    ・〆切
    を意識する。
    キーボードの表示速度を最速にする。
    決断をするために常に目的を考える。
    問題はなぜを5回繰り返して原因究明しそこから解決策を練る。

  • ライトな内容だけど色々と見直せて良かった

  • 働き方改革で、動線のことを考えるということが新鮮でした。
    確かに、一つの作業と合わせて他の作業が出来るのとは、非常に効率的だと思います。これを意識して明日から仕事に向かってみます。

  • せっかちな私は動線思考ができている方だなと感じられた。アプリケーションキーで右クリック出せるの知らなかった…

  • 働き方改革で残業が減った中で、仕事の質は落とせないというのが相当難しい、と思っていた中で、この本を読んだ。
    結論としては、あらゆる"動線"を見直せば、時間を捻出できるのでは、と感じることができた。
    やるべき事が整理できれば、後は自ずとそれに従って行動、発言すれば良い。
    逆に、それは本当にやるべき事なのか、という事は常に疑問を持つ必要がある。
    特に、締め切りギリギリになる事が多い私は、パーキンソンの法則を意識しようと思う。

  • トヨタで学んだ動線思考 最短・最速で結果を出す

    *時間は動作の影だ

    *動作経済の4原則
    ①仕事をするときには両手を常に同じ業務に充てること
    ②必要な基本動作の数を最小にすること
    ③個々の動作の距離を最短にすること
    ④動作を楽にすること

    *孫子の兵法のひとつに四路五動という言葉があるそうです。これは戦いには四つの路と五つの動きがあるという意味です。
    四つの路は進路、退路、右路、左路です。
    そして五つの動きは進・退・左・右に動くことの他にあって、動かないという選択をすることだ

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著者プロフィール

原マサヒコ(はら・まさひこ)
プラスドライブ代表取締役。1975年、神奈川県生まれ。96年、神奈川トヨタ自動車株式会社にメカニックとして入社。トヨタの現場独自のカイゼン手法やPDCAサイクルを叩き込まれ、技術力を競う「技能オリンピック」で最年少優勝に輝く。さらに、カイゼンのアイデアを競う「アイデアツールコンテスト」でも2年連続全国大会出場を果たす。その後、IT業界やインターネットベンチャーを経て、WEBマーケティングのサービスを提供するプラスドライブを創業。クライアント先のWEBサイト改善やマーケティング施策の推進業務に従事している。また、トヨタ式の思考法やカイゼン手法、PDCAなど、トヨタで学んだビジネススキルを社会に還元するための執筆・講演活動も行なっている。
主な著書に、『トヨタの自分で考える力』『トヨタ流「5S」最強のルール』『トヨタで学んだ動線思考』『入社1年目の心得』など多数。

「2021年 『トヨタの非常識な仕事のルール』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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