影踏み

著者 :
  • 祥伝社
3.38
  • (29)
  • (90)
  • (165)
  • (24)
  • (3)
本棚登録 : 595
感想 : 76
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396632380

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 2023/04/24読了
    #横山秀夫作品

    サスペンス。
    「ノビ師」と呼ばれる忍び込みを得意とする泥棒、
    真壁修一がさまざまな事件に巻き込まれていく。
    面白かったけどSFっぽい設定が横山作品っぽくなかった。
    どうしてもいい作品が多いだけに高望みしてしまう。

  • 心にジーンとくる作品を読みたくて手に取った。
    相変わらず人情味溢れる作風でしたが、「64」の時のような心が震えるまではいかなかった。

  • うーん
    なんか修一の思考や行動原理にはなんかイライラさせられた
    その行動原理の原因は最後に明かされる明かされたってことなんだろうけどちょっと納得いかない
    無理矢理その結論に押し込むための平坦な物語
    作者の取材力をいかした泥棒業界の感じは面白かったです

  • もっと派手な展開があるかと思っていたが、全体的に暗く平坦な印象の小説。けれどそれなりに楽しんで読めたのは著者の筆力か。どの章にも横山秀夫らしさが感じられた。

  • 星⭐️は4までいかない3.5かなぁ
    双子の弟が死んで兄の身体の中にいる理由が明らかにされていく話。題名の影踏みは双子は互いの影を踏み合うように生きているから。
    双子が同じ女性を好きになるってよくある事でしょう振られたショックで盗っ人になって…。親がその息子を殺して家に火をつけて!兄も奈落の底に堕ちていく。何時盛り上がるのかと思っているうちに小さくまとまちゃった感がある。

  • 双子の弟と両親を亡くし、窃盗犯となった主人公。弟と対話しながら話が進んでいく。短編集であるものの、ストーリーは一つに繋がっている。
    最後、弟が、楽しかったねと言い消えていくところにグッときた。

  • 面白かったけどラストもう少しオチが欲しかったかな

  • 相変わらずの筆力。
    素晴らしいストーリー展開。

  • 主人公が寝静まった民家を狙い現金を盗み出す泥棒(「ノビカベ」)という設定のミステリー。
    さすが横山秀夫、面白い❗

  • 読後感を率直に言えば、可もなく不可もなしと言う感じです。泥棒界の符丁など、流石に知っているなあ調べているなあと感じ入りましたが、主人公の複雑な心情に入り込めなかったなあと言う感じです。

全76件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1957年東京生まれ。新聞記者、フリーライターを経て、1998年「陰の季節」で松本清張賞を受賞し、デビュー。2000年、第2作「動機」で、日本推理作家協会賞を受賞。2002年、『半落ち』が各ベストテンの1位を獲得、ベストセラーとなる。その後、『顔』、『クライマーズ・ハイ』、『看守眼』『臨場』『深追い』など、立て続けに話題作を刊行。7年の空白を経て、2012年『64』を刊行し、「このミステリーがすごい!」「週刊文春」などミステリーベストテンの1位に。そして、英国推理作家協会賞インターナショナル・ダガー賞(翻訳部門)の最終候補5作に選出される。また、ドイツ・ミステリー大賞海外部門第1位にも選ばれ、国際的な評価も高い。他の著書に、『真相』『影踏み』『震度ゼロ』『ルパンの消息』『ノースライト』など多数。

横山秀夫の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×