- Amazon.co.jp ・本 (458ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396633165
感想・レビュー・書評
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978-4-396-63316-5 458p 2009・5・20 初版1刷
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厭だで始まり厭だで終わる短編集。ちゃんとタイトルからして厭な話と書いてあるから読んで厭な気分になるのは当然だ。
エンターテイメントとか娯楽とか、そういうものを求めると時間と金の無駄になる。厭になる話だと分かってお金を払う物好きでないと。
真綿で首を締めるような厭さ。
生理的に耐えられない厭さ。
ホラー小説に怖いという評価をしてもそれは褒め言葉にしかならない。だから厭と評価しても、それは褒め言葉にもなってしまう。だから、この星一つという低評価すら逆に名誉になってしまう。
そんなところもこの小説の厭なところ。
この本を受け取った時に、「間違えて閉架の古い本を予約しちゃった?」と思って二度見した。わざわざそういう装丁にしてある。
余談。
昔は熱心な読者だったがおんもらきの傷で冷めて始球式を迎えた。
まるで一度は深く燃え上がった恋なのに、それ故に憎しみが激しくなってしまったお相手のようなもので、再開した作品がこれ。
厭だ。 -
今ひとつのよくわからない小説
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非常に不快な小説でした。
まさに名前のとおり!
おもしろかったけどもう一回読むのは厭なので★ひとつ!