訪問者

著者 :
  • 祥伝社
3.34
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本棚登録 : 1342
感想 : 288
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  • Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396633172

感想・レビュー・書評

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  • 恩田陸らしい、密室劇。
    やっぱり恩田陸は、こういうのがうまいと思う。

  • 新潮文庫のサリンジャーの文庫表紙のような絵にそそられる。謎の訪問者、殺人事件。最後はなんだかもやもやの残る終わり。まぁまぁ面白く読めた。2013/364

  • 緊張が随分長く続いたお話。次から次へと訪問者が現れ、謎を作っていく。疑念の目で自分以外を睨む。読んでいて誰も信用できなくて、不安になった。ラストも、恩田さんらしいピリッを入れて、読者に考えさせる結末。面白かったです!

  • 途中までは楽しく読めたが・・。
    尻つぼみ。

  • グイグイ引き込まれたけど、最後の方はよくわからなかった。
    読み込みが浅いからだろうけど(^^;;

  • 兄弟の名前が覚えやすくて助かった

  • 古い洋館に次々とおとずれる訪問者。

    三年前に洋館の近くの湖で亡くなった実業家の朝霞千沙子。
    千沙子に育てられた映画監督の峠昌彦の死。

    相次いだ二人の死に導かれるようにして洋館に集まった千沙子の一族たちの前に姿を表す訪問者たちの思惑と真実。

    ミステリーなんて読まなかったけれど意外と読めた。

    物語の核心を遠のけるように会話文が錯乱していながらも
    小野寺青年の登場から一気に具体的な真相へと迫って行く感じ。

    現実味はあんまりだけどミステリーってこんな感じなのか)^o^(

  • 謎の死を遂げた映画監督峠昌彦の親友井上は、彼の父親を探す為4人の老兄弟が住む屋敷を訪れた。

    そこに予期せぬ訪問者が一人二人と増え、過去にこの屋敷の持ち主であった昌彦の恩人の朝霞千沙子の亡霊まで出現し、事態が混乱してしまう。

    峠昌彦や朝霞千沙子の死の真相、父親の正体、謎自体は地味だと思います。

    また、謎解きも少し肩すかしな気がしますが、恩田陸の文章には、相変わらず引き込まれる何かがあると感じました。

  • 久々の恩田陸。
    ファンタジーを読むつもりだったんだけれど、普通のミステリーでした。

    よくある資産家の息子と娘たち夫婦の仲たがいによって、不審な事故死者が出て、それが実際事故なのか、殺人事件なのかを謎解きしていく、という話。

    謎も謎解きもちょっと今いち、でした。
    やっぱり、恩田陸はファンタジーがいいなぁ。

    ブログでの紹介はこちら→http://monogatarigatari.blog.fc2.com/page-1.html

  • 話の筋は面白いとおもう。
    最初の人物紹介のところが、ながながと苦痛だった。
    また、人が死んだときに状況を皆が納得しているが、無理があるように感じた。

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著者プロフィール

1964年宮城県生まれ。92年『六番目の小夜子』で、「日本ファンタジーノベル大賞」の最終候補作となり、デビュー。2005年『夜のピクニック』で「吉川英治文学新人賞」および「本屋大賞」、06年『ユージニア』で「日本推理作家協会賞」、07年『中庭の出来事』で「山本周五郎賞」、17年『蜜蜂と遠雷』で「直木賞」「本屋大賞」を受賞する。その他著書に、『ブラック・ベルベット』『なんとかしなくちゃ。青雲編』『鈍色幻視行』等がある。

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