君は素知らぬ顔で

著者 : 飛鳥井千砂

• 祥伝社 (2010年3月11日発売)

感想・レビュー・書評

[cstsさんの感想 · 2012年10月28日]

思ったことは、一度しまってもいいから、ちゃんと伝える努力をする

[mannyoukaさんの感想 · 2012年10月3日]

まさかこんな繋がり方をしているとは。
少し忘れた頃に、もう一度読んでみたい。

[chie_eさんの感想 · 2012年9月16日]

なんてことのないオムニバスではあるけど、1話目の山村先輩の台詞と、最終話の奈々子の台詞が心に残る。

[Kさんの感想 · 2012年8月11日]

なんとなくもやもやするー。

ぴんとこない？ような。

ふむ。タイミングでしょうか。

[rinさんの感想 · 2012年8月8日]

長編かと思いきや、連作中編。
はじまりは中学生の友情。引きこもりの大学生。共働きの夫婦。幼馴染みとの曖昧な関係。束縛の強い恋人から逃げ出す彼女。
と、少しずつ登場人物がリンクしながら物語はゆっくり時間がすすむ。
どの話にも共通して出てくるとある女優が、最後の話の主人公の妻で鮮やかな演出。
飛鳥井千砂さんの作品は、今のところこれですべて読み終えたのだけれど、どれもささいな機敏が本当に丁寧に描かれてるな、とつくづく思う。
特に、この作品は幅広い世代に、性別も違う人たちが出てくるので、女性の恋愛もの作家さん、と決めるには早い。
女性だけじゃないし、恋愛だけじゃない。
またこれからも読んでいきたい作家さん。

[さかなさんの感想 · 2012年7月13日]

連作短編。恋愛だったり仕事だったり結婚だったり、色々なテーマのお話。
2012/7/13

[もでーん カピバラさんさんの感想 · 2012年6月8日]

恋をかかせたら日本一!なぐらい微妙な感情の出しかたがうまいです。

ゆうちゃんという女優が全編に登場する連作短編集。

最後にはびっくり!

[Andyukiさんの感想 · 2012年5月13日]

この作者って連作短編が上手いなぁと思う
ﾗｽﾄの物語が好きです

[＠keyさんの感想 · 2012年5月7日]

拾い集めてつながる話。とても好み。

[masanuma83さんの感想 · 2012年2月29日]

ささいな日常の中の恋愛が短編でつづられ、別の短編にもつながっている。
構成の面白さがある。恋愛ものは好きではないですが、これは抵抗ないです。それぞれおもしろいけど、最後の話で、スッキリ する。
１作目のタイトルは、なぜ、斜め４５度？、猫背の意味は？、最後につながるためなのだろうか？ただ、主人公が、暗い人が多いので、全体、暗め。読んでて、辛い。

著者プロフィール

１９７９年生まれ、愛知県出身。２００５年 『はるがいったら』 で第１８回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。１１年に上梓した 『タイニー・タイニー・ハッピー』 がベストセラーとなり注目を集めた。他の著書に 『君は素知らぬ顔で』（祥伝社文庫） 『女の子は、明日も。』 『砂に泳ぐ彼女』 など多数。

「2021年 『そのバケツでは水がくめない』 で使われていた紹介文から引用しています。」