- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396633400
感想・レビュー・書評
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折原さん2作目。
人も動物も飲み込んでしまう胃袋みたいな樹海の森と、
その奥深くに佇む不気味な山荘の話。
折原さんの本、前回読んだ本もそう感じたけど、
読みやすくて面白いのに途中何が何だか分からなくなる。
頭の整理が上手くできない私だからなのかもしれないけど。
同じ文章や場面が何回も出てくるので、時系列迷子に陥りそうになる。
樹海で彷徨う登場人物たちと一緒に本の中で彷徨ってる感があり、より一層不気味と不安を感じる。
ミステリーとしての結末は単純なものだけど、ホラーとしては禍々しさ満載な不気味な1冊。
途中の「袋とじ」と最後の「♾」はいるのかな?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
延々と同じ内容の繰り返しで、
そんなに面白くはなかった。
樹海は怖いですわ〜。
って、超自然的何かの影響を匂わせまくって
別にないっていうね。
いるか、それ⁇ -
鬼頭家惨殺事件の真相に迫るお話しです。
『黒い森』もありますが、読んでなくても問題ありません。
むしろこっちだけでも良いカモ・・・
この人のお話は最初はワクワクドキドキするんですが
最後になるとダレてきちゃうんですよね(´~`)
特にこのシリーズは、結構同じコトの繰り返し・・・
最後も思ってた程のどんでん返しはありませんでしたが
学生二人の運命がちょっと怖かった。 -
2002年6月発表の「樹海伝説―騙しの森へ」、そして2003年12月発表の「鬼頭家の惨劇―忌まわしき森へ」に、新たに「赤い森」を書き加えた完結編。民宿の主人が話す、樹海の山荘で妻と双子の娘を惨殺したとされる鬼頭武彦の伝説の話は本当なのか?
「樹海伝説―騙しの森へ」が既読だが、それだけではいまいちスッキリしなかった。今作で完結していると知り、楽しみにしていたのだが・・・やっぱりすっきりしないまま(^^;2章の「鬼頭家の惨劇」は当の鬼頭目線、3章の「赤い森」は樹海で鬼頭一家に会った経験のある教授目線の話・・・だったはずだが、途中からそれもよくわからなくなってしまった。話が入れ子の連続で、わかりにくい。自分の読解力の問題かなぁ。あと、「赤い森」には袋とじもついているのだが、これも別に、そこまでする意味があるかなぁ?という感じ。樹海の危険な魅力というか、狂ったような世界観、ぐるぐる同じところをループする感覚は味わうことができたけど。 -
ええ、どうなってんの?
自分も樹海の中を彷徨っているような気分に。 -
黒い森の別バージョン。同じような感じで、あえて二冊書く必要性を感じない。登場人物には全く個性がなく、誰であっても同じ。民宿の親父さんだけはまあ個性はあるが、なんか読み終わってもすっきりしない話だった。
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「黒い森」より、先に文庫になった2作品+書き下ろしという構成。
同じ樹海を舞台にした話。
内容的には、こちらの方が面白かった。
が、袋とじは「黒い森」より薄く、綴じる意味があるのか?
というくらいのものだったのが残念。 -
すらすらと読めたんだけど、なんか堂々巡りみたいな感じでしっくりこない。