違国日記 2 (フィールコミックスFCswing)

  • 祥伝社
4.34
  • (100)
  • (82)
  • (27)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 1424
感想 : 56
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396767334

作品紹介・あらすじ

人見知りな小説家・35歳
(亡き母の妹)

素直な姪っこ・15歳
(姉の遺児)

女王と子犬。…まだ慣れない2人。

人見知りの少女小説家・高代槙生(35)が、姉の遺児・田汲朝(15)を
勢いで引き取ってから、同居生活が始まった。
卒業式のため久しぶりに中学校へ登校した朝は、とあるショックな事件により、
親友・えみりに激昂して、学校を飛び出してしまう。
ぐちゃぐちゃな心を抱えて帰った朝。
しかし、家にいるのは〝大人っぽくない大人〟槙生なのだった。
さて、不器用な女王の反応はーー?

不器用人間と子犬のような姪がおくる
年の差同居譚、素顔が見えてきた第2巻!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「お互いを10なん歳から知っている人間がいてくれることは ときどきすごく必要だった わたしにはね」
    「6年間 きみがいなかったら 私は息ができなかった」


    珠玉の言葉の数々。
    槙生とダイゴの友情がエモい。
    大人になってもこんな風に付き合える友がいたら最高だね。

  • いいなぁ。いい。心に残る言葉がいっぱいある

  • むしゃくしゃしてあたったり、あたられたりした時にちゃんと対話する・逃げないって難しいよな。逃げたくなるし煙に巻いてしまいたい。忘れてなかったことにしてしまいたい。

    不良のつくる弁当っていいな。全てではないけれど、どう捉えるかで世界のあり様は変わってくる。

    表紙の様な服装を朝ちゃんはしなさそう。

  • 恐ろしいくらい胸にグサっとくるコマがあるから、ちょっとドキドキするのが、ヤマシタトモコ作品なでは。

    両親を亡くした朝。
    その家を片付ける所なんて、片付けている描写の一つ一つから、叔母と朝と両方の目線でヒリヒリしてきました。
    卒業式のエピソードも、感情がうわぁぁっとかき混ぜられる感じ。

    淡々として見えて、不器用な人間の葛藤まみれの作品。

    面白いです。

  • 「『6年間 きみがいなかったら 私は 息が出来なかった』」
    「…槙生ちゃんはどう思ったの その手紙を読んで」
    「『生きてていいんだ』と思ったよ 大げさじゃなくてね」

    「あんまり気負いなさんなよってコト」

    この鮮烈なセリフ回しが好きすぎて、好き。
    第2巻は大人たちと子供たちの、それぞれの友情の話。
    主人公二人は少しずつ距離が近づいてきた。

  • 「いつか古傷に噛みつかれても許せるだろうか」

  • しばらく前から読んでみたいな、と気になっていたタイトル。そのうちにと思っていたら、実写映画化のニュースが来たので、じゃあとりあえず読んでみようかと先週から読みはじめて2巻目。

    朝が両親と住んでいた家の片付け。朝の中学の卒業式、親友との仲違い。笠町信吾来訪。槙生とダイゴ(奈々ちゃん)とあと二人の学友との飲み会。
    けんかは外交的な人間のするもの(だから友だちとケンカしたことない)、って槙生が言ってて、あ、わかる、とおもった。

  • みんなも私のことを私じゃなくて、親が死んだ子ってしか思わない。普通で卒業式に出たかったのに。

  • 槙生が朝のことを犬に例えて書く文章が好き。
    読んでいて、とても心地良い。

  • ああ…「違国日記2」よかった…。ご飯屋で泣くハメになったが後悔はしていない。

全56件中 1 - 10件を表示

ヤマシタトモコの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ヤマシタ トモコ
ヤマシタ トモコ
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×