- Amazon.co.jp ・本 (297ページ)
- / ISBN・EAN: 9784403521355
感想・レビュー・書評
-
誠は一時小説家としてもてはやされたが今は祖父が亡くなり祖父が営んでいた小料理屋を継いで惰性で営んでいた。
そんな誠の元に通い始めた若い男、陸生と少年、新。
ある日「あんたの息子や」と言われ…。
誠の家庭環境から今に至るまでの過程が切ない。
何もかもに期待も出来ずとか。
そんな誠に自然と芽生えた陸生と新への感情が。
陸生の態度とか不思議に思うことがあり何故なのかと読み進めていくうちに明らかになっていく真実。
陸生の過去が何とも言えないです。
色々と大変な過去を踏まえて結ばれた2人。
新と共にこれから3人で新しい家族としての未来が明るく楽しくある事を願います。
しかし陸生の絶倫、誠しっかり体力付けて頑張ってと。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
疑似家族もの好き。
-
思ったより重たいおはなしでございました。そして、どうしても、受け攻めが逆なような気がして仕方がない……!
-
誠の営む小料理屋に近頃よく顔を出す場違いな二人連れがいる。
やたらに容貌の整った若い男と小学生らしき少年。
関係は不明。
常連たちは騒ぎ立てるが、誠にはどうでもいいことだった。
かつて栄光と挫折を一度に味わい、今は惰性で生きるだけの日々。
男から向けられる苛立つような視線は気になるが、追及する気力はない。
だがある日、誠は男・陸生から突然「あんたの息子や」と少年を紹介され…!?長篇書き下ろし。 -
受攻を逆に読んでいたので、気づいた時の脳内変換が大変でした。
お話としては、過去があっての今で、大変好きです。 -
久我さんの小説は日常を描いたものが多くて、まったりとした雰囲気が好きです。
面白かった…のですが、正直、カプは逆なのかと思っていました…。
新がとてもいいこ! -
誠の営む小料理屋に近頃よく顔を出す場違いな二人連れがいる。
やたらに容貌の整った若い男と小学生らしき少年。
関係は不明。
常連たちは騒ぎ立てるが、誠にはどうでもいいことだった。
かつて栄光と挫折を一度に味わい、今は惰性で生きるだけの日々。
男から向けられる苛立つような視線は気になるが、追及する気力はない。
だがある日、誠は男・陸生から突然
「あんたの息子や」と少年を紹介され…!?
長篇書き下ろし。
=====================
受っ子の度量の大きさ?に惹かれます。
-
松本花先生の絵に気を引かれて読んでみたら、面白かったです。影と言うか過去に愛されなかったりな主人公系の話しって好きです。影に押し潰されるを通り過ぎて無気力なところが新鮮でした。