- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784405071650
感想・レビュー・書評
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西洋美術の楽しみ方を教えてくれる入門書。私は優れた作品を見ても、「うわぁ〜、めっちゃ絵上手いやん!!」くらいのチープな感想しか出てこない人間で、周りの感性豊かな友人たちに引け目を感じていた。この本では、名作たちの超絶技巧を、どこがどうすごいのか、分かりやすく解説してくれて、作品の時代背景も簡潔に示されている。結局、絵画鑑賞の入り口は「めっちゃ絵が上手い!」という点であるということが本書を読んでわかったので、これからはもっと気軽に美術館に足を運んでみよう(笑)
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絵画のみかた
タイトル通り
画家の技術やメッセージ性を理解する
ヒントをくれる一冊です。
読み終わると美術館に行きたくなります。
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まずは画家たちの超絶技巧について。
例えば肌のなめらかさや
髪や毛皮の質感の表現など、
画家たちのこだわりポイントが解説されます。
第1章 名画のひみつ
モナ・リザなど有名絵画約20作品について、
その作品がどのような状況を描いているのか、
描かれたモチーフの意味などが、
解説されています。
絵画を見てただ「上手だな〜」と思うのではなく、
様々な背景や画家の思惑に思いを馳せることを
教えてくれます。
第2章 名画対決
同じテーマ(例: 裸婦、ジャポニズムなど)で、
違う画家の絵が並べられます。
画家による作風や表現が違いや、
その違いがどのように生まれているのか、
それぞれの社会的背景などから解説されます。
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色々な視点から絵を見ることができることを教えてくれる。有名な絵ばかりなので、そうだったのか、と目から鱗なこともある。
2017/9/1 -
絵はカラーで変型大判の本だけど、ソフトカバーで手に持って読みやすい。出てくる作品は有名作ばかり、国立西洋美術館でも見られる作品がちらほら。手元に置いておきたい本。何気に最後の年表が結構便利でした。
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実に勉強になったし、知的興奮を起こしてくれる良書だった。
絵画に限らず芸術全般を鑑賞するとき、やっぱこういった知識があるのとないのとでは、鑑賞の幅の広さが段違いだよなあと改めて感じた次第。 -
とても良かったです。
原田マハの『楽園のカンヴァス』を読んだ後、『怖い絵』や他のガイド的なものを読んでも、いまひとつピンとこなかったのだけど、
これは大変良かった。たぶん全くの門外漢である私にとって良かった…のであって詳しい方々にどうかはわからないけれど。
マハがタイトルの絵画も見つけ、ひとり勝手に悦に入っていたのでした