アルティメット フォアフット走法 56歳のサブスリー! エイジシュートへの挑戦
- 実業之日本社 (2019年9月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408338712
作品紹介・あらすじ
マンガ家マラソンシリーズ第4弾! ケニア人が裸足で走る事で自然に身に付く前足部着地! 更なる高みを目指し56歳著者が挑む!
感想・レビュー・書評
-
専門家じゃない人が専門的なことを語ろうとすると逆に専門用語が多発してわかりにくくなるというジレンマ。ラストのレースライブは臨場感があってワクワクしたのでレース体験記に振り切って次作を出して欲しい。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
足先を地面に擦るようなイメージで走る
-
ナイキの厚底シューズ、ヴェイパーフライで注目されたフォアフット走法について、筆者の実体験を交えて解説。ランニングにおける常識とされた事柄が次々と否定されていく。
シザーズ動作「所持脚が着地する前に遊脚の膝が追い越す動作」
脛の前傾、膝の挟み込み、腰を落とさない、180bpmのピッチ
参考動画を公開している
https://www.facebook.com/sub3miyasunonki/?locale=ja_JP
https://twitter.com/MiyasuNonki -
ランニングは全くやらないですが、フォアフット走法の解説はとても参考になりました。
-
2022年12月11日読了。漫画家みやすのんきによる、ナイキヴェイパーフライの活用などから開眼したフォアフット走法の解説。飲み会で同席したらうるさそうなタイプだ…。かかと着地の害悪についてさんざん書かれるが、確かに裸足の時は怖くてかかと着地なんかできないし、重い靴のクッションに頼った走法なんだろうと思う。重い靴を履いた足を前方に振り出すことで一歩ごとに膝に負担がかかっている、と思うとゾッとする…。「かかとの鈍重なクッションは不要」というが、確かに陸上やサッカー、野球のスパイクもかかとクッションなどない丸まったかかとをしているけど「安定性がない」なんて誰もいわないもんな。「つま先から着地する」と意識しすぎるとふくらはぎがきつくて長くは走れないが、すり足のつもりで足を運ぶ、というこの著者がつかんだ感覚をいかに再現できるか。
-
みやすのんきの本には大変お世話になっており、この本にも期待していましたが、これは今一つ。
いかにナイキの厚底靴を履きこなすか、という本ですが内容はこれまでの本の焼き回しも多く、まとまりがない印象。 -
フォアフットについて論じる本。
著者の体験とエリートランナー(主にキプチョゲ)の分析を通して、フォアフットの利点、走り方、ドリル、練習メニュー、ヴェイパーフライの性能について語り、著者の自己新記録を打ち立てる物語で締めくくっている。
体に関する表現がやや難しいのと図解が少なめなので、少し読みにくい。
またほぼ全てのランニング教本に共通するが、感覚的な表現も多くあるので鵜呑みにせず注意して読み進める必要がある。
心に残った点を列挙。
・怪我をしにくくなる
・地面は蹴らない
・地面を後ろに送らない
・膝から下は意識せずブラブラさせる
・地面からの反発力をもらえる点を探す
・遊脚は素早く戻す
・硬い地面は足を破壊する
・スピード練習しないと速くならない
長距離を走っていて記録を伸ばしたい人におすすめです。