必然という名の偶然

著者 :
  • 実業之日本社
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感想 : 49
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408535883

感想・レビュー・書評

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  • 腕貫探偵番外編、ということで読み始めたが相変わらずとんでもない展開ばかりの短編集。夫婦や親子の情は意外と脆い…と思わされるが予測が全くつかずドキドキしながら読める。お馴染みの水谷川さんや氷谷さん、月夜見ひろゑも登場する賑やかな一冊。

  • 西澤保彦「必然という名の偶然」読了。良質な短編集。櫃洗市という架空の都市を舞台に事件は起こる。事件の影に、偶然の連鎖。
    最初と最後を締める探偵役達に安定感があってよかった。富豪刑事ならぬ富豪探偵!あと全体的に、地味な女が色気を出すことについての怖さが描かれていて面白かった。

著者プロフィール

1960年高知県生まれ。米エカード大学創作法専修卒業。
『聯殺』が第1回鮎川哲也賞の最終候補となり、1995年に『解体諸因』でデビュー。同年、『七回死んだ男』を上梓。
本格ミステリとSFの融合をはじめ、多彩な作風で次々に話題作を発表する。
近著に『夢の迷い路』、『沈黙の目撃者』、『逢魔が刻 腕貫探偵リブート』などがある。

「2023年 『夢魔の牢獄』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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