帰ってきた腕貫探偵

著者 :
  • 実業之日本社
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本棚登録 : 257
感想 : 43
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408536804

感想・レビュー・書評

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  • 腕貫探偵シリーズに新しいキャラが登場した?!美しい女装男子大学生の鳥遊葵だ。女にも男にも関心がなかったのに、住吉ユリエに出会って一目惚れしてしまう。ユリエこそ、魔性の女?本人は全く豪快な男っぽい性格だけれど。魅力的かもね。事件の方は、どれもこれも男と女、女と女のどろどろしたどうしようもないやつだし、推理の方もはいさいざんすかとしか言いようがありません。

  • ロックバンドのメンバーが次々と不審な死を遂げる。一人生き残った僕も、死ぬべきなのではないだろうか?/病院で襲いかかってきたかつての婚約者の母であり、恩師。一体なぜ彼女はわたしを襲ったのか。/夫ではない男たちと良からぬことをしている最中に自宅に指輪を取りに戻った妻。しかし運悪く姑に見つかってしまい、果てに殺してしまう。しかしその妻も死体となって発見される。/女流作家とその姉、そして同居人の女性。彼女たちに隠された秘密は。腕貫探偵はじめての幽霊の相談者?

    これも新刊が出ると読んでしまうシリーズ。相変わらずの腕貫探偵。荒唐無稽のストーリーに神出鬼没の探偵役。そして難読苗字。トリックもそんなむちゃくちゃな、というものが多いんだけど、つい読んじゃうんだなあ。二話目が好き。

  • このシリーズ、なかなか登場人物が濃い。レズビアンや女装男子だの。あと不倫がこじれてたりだの、実際にはここまでの事件ないだろうっていうフィクションらしい設定だから、さらっと読めちゃうのかも。

  • 面白いシリーズだけど、
    風呂敷を広げすぎるとイビツさを感じる。
    シリーズの順番がよくわからないけど、
    読みやすい短編集。

  • ついに・・・幽霊の相談まで

  • ついに腕貫探偵、幽霊の相談も受けるという。何でもありだな。その前のやつは腕貫探偵が登場せず解決されてるし。こういうのもありなのか。でも何かこじつけっぽい感じがするんだよなー。しかし両刀使いとかレズとか、やたら性的マイノリティーが出てくるのは何か理由があるのか。たまたまなのか。あと珍しい苗字の人ばかりなのはなぜなのか。

  • もっとユリエさんと腕貫さんとの会話が見たかったー
    短編でさくさく読めるのに、
    ちょっと後味悪かったり、ちょっと切なかったりして
    その『ちょっと』加減が好き

  • 今回は男女の愛憎劇が多かった印象がある。
    というより、ぶっ飛びすぎた男女関係が多すぎてちょっと共感ができなかったところが多い。

  • 2017.8.18読了 98冊目

  • 20160716読了

著者プロフィール

1960年高知県生まれ。米エカード大学創作法専修卒業。
『聯殺』が第1回鮎川哲也賞の最終候補となり、1995年に『解体諸因』でデビュー。同年、『七回死んだ男』を上梓。
本格ミステリとSFの融合をはじめ、多彩な作風で次々に話題作を発表する。
近著に『夢の迷い路』、『沈黙の目撃者』、『逢魔が刻 腕貫探偵リブート』などがある。

「2023年 『夢魔の牢獄』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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