算数宇宙の冒険 (実業之日本社文庫)

著者 :
  • 実業之日本社
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  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408550657

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  • 奇妙な事が起きる町に、転校生がやってきた。
    彼女は、小部屋と宇宙杯、という言葉を口にした。

    すべてが算数、というか、幼馴染の少女が
    どんどんと数にのめりこんでます。
    子供ですから、親からの決定に逆らえないでしょうが
    だからと言って、その不満から出る我儘を
    友人たる主人公にぶつけていいものか。
    放りだしたい、と思う瞬間が、多々ありましたが。

    算数で頂点を目指しているわけですが
    その数式やら解き方やら、その方程式やら。
    そこを適当に読んで飛ばしていくと、話としては
    宇宙杯に勝つために頑張る事になった4人と
    最終決戦のために開かれる祭りと
    祖父の長年の夢が叶いました、という。

    最後の落ちは、よくありそうな感じで
    全ての出会いが…になってましたが。
    ここまで変わってしまうと、自分達だけが
    変な感じになってしまってますが。

著者プロフィール

1964年兵庫県明石市生まれ、千葉県千葉市育ち。文筆家。東京大学教養学部卒業。日本テレビ勤務中、1995年『クジラを捕って、考えた』でノンフィクション作家としてデビュー。退社後、1998年『夏のロケット』で小説家デビュー。小説に『せちやん 星を聴く人』『銀河のワールドカップ』『算数宇宙の冒険』『ギャングエイジ』『雲の王』『12月の夏休み』など。ノンフィクションに『PTA再活用論』『動物園にできること』『ペンギン、日本人と出会う』『イルカと泳ぎ、イルカを食べる』など、著書多数。現在、ナショナル ジオグラフィック日本版および日経ビジネスオンラインのウェブサイトで「・研究室・に行ってみた。」を連載中。

「2020年 『「色のふしぎ」と不思議な社会』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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