- Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408551760
感想・レビュー・書評
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新刊コーナーに第9巻が置いてあったので、第1巻に戻って借りてみました。
市役所職員が事務とかじゃなく飼育員で出向って、いくらなんでも無茶でしょう、実は王家の一員でしたって出生の秘密が語られるくらいファンタジーでしょう、と思って読んでいたら、本気で出生に秘密並みの展開になって驚いた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
想定外にエロい。
水族館の話なのに。
いや、水族の繁殖に必要なことだしそこと絡めてあるし大切なことなんだけど、こんなに人間側の描写が必要なんだろうか。
そういう描写を抜けば中高生にも是非とも読んで欲しい本だけど、これでは勧められない…
水族館のお仕事や意義についてものすごく興味深いし、読んだ後水族館に行くのが楽しみになるのは確かなのに、表紙もあんなに爽やかなのに、「読んだよ!」って人に言いにくい。
内容的にも人間側の変な描写を入れなくても十分いけるのに、なんでわざわざ入れるかなぁともったいなく思った。 -
時々手に取りたくなるお仕事小説。
もし自分がこの仕事(今回なら水族館職員)についてたらどうなるかなぁと思いを馳せるのが楽しい。仕事選びの視野を広げる意味でも大切かなと思う。
主人公の成長物語だけでなく、水族館の意義にまで話が及んでいて、リズミカルな展開の中にも考えさせられるものがあった。遊園地のようにエンタメに振り切ることも、博物館のように学術的な方に振り切ることもできない。そして、設備などの固定費も高くつく。水族館に行く時の視点が間違いなく変わりそう。早く行きたい
先輩の梶について
最初は海洋ゴリゴリオタクという情報から冴えない男をイメージしていたかが、読み進めるうちに案外イケメンであることが判明しました笑 -
正直イマイチ。あまり好きではない主人公のタイプというのもあるけれど、恋愛部分は必要だったかなあ?いらなくない?どうせ書くなら有川浩くらいベタか、三浦しをんみたいに振り切って欲しかったかなあ。
水族館の仕事はへぇ、と思えた。
2016.08.05 -
市役所勤務のOLから水族館イルカ課に出向!?
市役所に務めて三年、突然水族館「アクアパーク」への出向を命じられた由香。イルカ課に配属になるが、そこには人間とのコミュニケーションは苦手な男・梶と、イタズラ好きのバンドウイルカがいた。数々の失敗や挫折を繰り返しながらも、へこたれず、動物たちと格闘する女子飼育員の姿を描く青春お仕事ノベル。ペンギン、ラッコら水族館の人気者たちも多数登場! -
市役所の観光課に勤めてた女性職員が、出稿で水族館のイルカ飼育員になる話
ま、普通はないわな、こんな人事
その理由が後半語られるけど、こんなん後付けも甚だしい
そしてその適性にかんしてもほぼ無根拠と同義だろこんなもの
とまぁ、ケチを付けてもしょうがないけどね
イルカショーなのかライブなのかというこだわり、よくわかるわ
何というか、作中でも語られている水族館の矛盾の妥協点なんだよなぁ
犬に芸を仕込むのも、犬は序列を重要視する種だから、犬も命令されると嬉しいとかって理屈だよね
まぁ、間違っちゃいないんだろうけど、犬の本当の生態ではないわなぁ
途中からは主人公の恋愛オーラがうざく感じる
けど、条件付けの伏線は何度となくはられているので、最後のアレのサインは予定調和だな
続編も手に入れたけど、これから一人になっちゃうし、恋愛展開はどうなるんだろうね? -
大好きな水族館のお話。
そして、大好きなイルカが出てくるということで購入。
水族館の裏側のお話。生体たちの実情。
「あ~、わかるわかる!!」
と思いながら読み進めました。
そして2巻にそのまま突入。
ついついページをめくってしまいました。
夢中になれたので★3つ。
でもかなり自分の趣味に偏った評価だと思う。
水族館好きでない人にはどうだろうか。
人物の描写がもう少しあってもよいのでは。
主人公の由香はあまり感情移入できませんでした。
少し、物足りなく感じました。
人間のお話ではなく、水族館、そして海の生き物たちに寄り添う目線で読むと楽しめると思う。 -
また水族館に行ってみたくなりました。イルカショーの裏側やイルカたちの動きに注目して、新しい楽しみ方ができそうです