力士探偵シャーロック山 (実業之日本社文庫)

著者 :
  • 実業之日本社
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感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408554426

感想・レビュー・書評

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  • タイトルで手に取ってしまった1冊。

    斜麓山(しゃろくやま)と
    輪斗山(わとさん)

    シャーロックとワトソン

    ミステリー好きな力士って設定が新しすぎる!

  • 大相撲とシャーロック・ホームズという、あり得ないかもだけど、大好きなコラボ。場所前になると、読み返さずにいられないんです(笑)
    秋場所が近づく今日この頃、また読んじゃいました。でも、この本に秋場所にまつわる話はない…書いていただけませんかしら。

  • ここまでふざけていると、シャーロキアンや相撲好きも怒らないんじゃないだろうか?
    ただ、バスターミナル池の犬は悲しい話だった

  • もっと面白くできたのでは?

  • とにかく楽しい本だった。
    満足。

  • 全四話。正典の「赤毛連盟」「まだらの紐」「パスカヴィル家の犬」「最後の事件」がモチーフになっていますが、ほぼ駄洒落の域です。現代版ホームズではなく、あくまでホームズに異常なまでに憧れる力士(斜麓山)と付け人(輪斗山)の話で、その設定がよく活きていると思いました。相撲に一切関心がない私でも、楽しく読むことができました。逆に相撲ファンや正典ファンの方は、この本にそれらしさを求めると後悔しそうです。

  •  ホームズのパロディというよりは、ホームズが好き過ぎて、ミステリを読み漁り、ホームズの真似事をして謎解きをする力士のお話です。
     でもタイトルとかモチーフとか、もちろんキャラ名とか、ホームズが意識されてて、すごいおもしろかった。
     読みやすかったです。

  • 相撲より探偵業にのめり込む斜麓山と付き人輪斗山.ネーミングからしてシャーロックホームズの二番煎じだが、なかなか斜麓山 的確な推理能力を発揮する.短編が4つだが「バスターミナル池の犬」が面白かった.犬神池に犬面魚が出没するという噂に興味を持った斜麓山.場所中にも拘わらず聞き込みに精を出す.理髪店の北に事情を聞くうちに彼の推理が犯人像を浮かび上がらせる.ライバルの幻日漢関との確執も楽しめた.

  • ダジャレの嵐で不安になったが、意外と面白かった。最後の事件はちょっと無理があるような気がしましたが…

  • くだらなかった。
    さすが。

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著者プロフィール

1962年大阪府生まれ。神戸大学卒業。93年「凶の剣士」で第2回ファンタジーロマン大賞佳作入選、短篇「落花する緑」で「鮎川哲也の本格推理」に入選しデビュー。2002年「銀河帝国の弘法も筆の誤り」で第62回日本推理作家協会賞短篇部門を受賞。ミステリー、ホラー、伝奇と様々なジャンルで活躍し、時代小説では「鍋奉行犯科帳」「浮世奉行と三悪人」などのシリーズなどがある。

「2023年 『貧乏神あんど福の神 秀吉が来た!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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