- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408556055
感想・レビュー・書評
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4つの短編集。
面白おかしく話が進みながら、最後はゾッとさせられる。
どれもキレイにオチがついて、イヤミスのお手本みたい。 -
2021.3.10読了。
コラムのような、リアルな婚活を描いてるからこそ、「きっとこんなオチだろう」と思っていたものよりさらにびっくりなオチばかりで面白かった。
理想の男-結婚相談所
婚活マニュアルー街コン
リケジョの婚活ーテレビ番組 お見合い大作戦
代理婚活
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短編でテンポもよいので、隙間時間にサクサクっと読めた。
婚活がテーマなので、世代的に想像もしやすい。重すぎないミステリーでくすりとしたい時に。 -
読みやすくて、一気に読めた。
著者の作品を初めて読み、書き味が好物と感じたので他作品のドロドロ系も読破しよう。 -
婚活をテーマにした短編集です。
読みやすくてよかったです。
日本の結婚に対する思いなど、価値観などはなかなか変わるものではないですよね。
結婚後のお互いの親のこと。
結婚に際して、気にはしているけど、結婚後の問題だと思いこんでいることって多いですから、そういうことにも思いを馳せることができました^^(っていう私はもうそんなお若い年齢ではないけれど)
内容がヘビィだったり風刺的でもあるのに、軽く読めるのは
著者の良いところですね! -
全体的に読みやすい。字が大きいからかな(笑)
婚活って打算とか人の嫌なところが出やすいから嫌ミスにピッタリですね。 -
2020年、28冊目は、秋吉理香子の短編集、四編収録。
今回は、タイトルに簡単なコメントを添えて。
理想の男:失恋とリストラにあった、アラフォー女性が、民間の結婚相談所で理想的な男を紹介された話。四編の中では、オーソドックスなイヤミス的印象で、ツカミとしても悪くない。ただ、少し小ぶり。
婚活マニュアル:三十代前半の恋愛下手な、エンジニアの男が、BBQ街コンで、一番人気の女性とカップルになった話。イヤミスとは言い難い部分もあるが、オチは予想の斜め上をイカれた。
リケジョの婚活:TVのお見合い番組の予告に出ていた男性に一目惚れした、30代理系女子の話。少し出来過ぎ(やり過ぎ)感あるが、このオチも予想の斜め上。ただオチまでの流れ(伏線⁉️)が出来過ぎ(やり過ぎ)感を薄めてるのも事実。
代理婚活:30代半ばの息子のために、代理婚活に望んだ両親(父)の話。空回る父がイイ味出してる。大オチはホッコリ系。
酷暑の中、長編に挑むのは、諸々とキツいと思い、短編集的なのを探していて、書店で見つけて、即買い。全体的に50~60p台で分量的にもジャスト。
全編通して、ミステリーのどんでん返し的なモノを望んでる方には、オススメ。ただ、帯はアオリ過ぎにも思える。また、イヤミス短編を期待すると、少々、肩すかし食わされるよぅな気も……。二、三編目を中心に考えると、「ビター・ブラック・コメディー」(そんなジャンルはナイだろ⁉️)と呼びたくなってしまう。
正直、★★★★☆か、★★★☆☆か、悩んだが女史の代表作であり、個人的に大好物な、『暗黒女子』と差をつけたくての★★★☆☆評価。二、三編目は、充分、★★★★☆あげられる。