後宮の屍姫 (実業之日本社文庫)

著者 :
  • 実業之日本社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408557663

作品紹介・あらすじ

「絶対に許さない」
私の仇は、私が討つ!

――処刑場から始まる、ぬれぎぬ王女の復讐ストーリー!

無実の罪で処刑された王女は、
復讐を誓って屍(しかばね)に転移する!

そして、19歳で死んだ姫様の「やり直し」人生は
後宮の下働きからスタートする!?

心躍る「中華風ファンタジー」ここに誕生!!


あらぬ謀反の疑いで、燿国(ようこく)の王女・薛瑶伽(せつようか)は父王と共に斬首された。
だが、冤罪への怒りがこもった魂は、幼い少女の遺体に乗り移り、後宮の宮奴(きゅうど)・瑜衣(はんゆい)として蘇った。
復讐に燃える瑶伽を支えるのは、彼女の「歪んだ魂」をこよなく愛する壺中仙(こちゅうせん)と、かつての婚約者である瑞華(ずいか)帝国の第六皇子・簫淵之(しょうえんし)。
果たして屍姫(しかばねひめ)は、父と自らを陥れた仇敵を討てるのか!?

「元婚約者皇子」と「変人壺中仙」、
美形ふたりに溺愛された「ぬれぎぬ王女」の反撃が始まる――!?

感想・レビュー・書評

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  •  まぁ、こういう作品を読みたい時もあるんですよ。

  • 淵之が後悔していると言いつつ、好きな子いじめをする幼さが全然改善していない。その上変な執着心だけ強くてちょっと苦手。屍となっても復讐に燃える揺伽は良いけど、恋とか事件は終わっても屍であるとかの根本的な所が解決してないので、ちょっと消化不良気味。

  • なかなかシリアスな設定なんだけど、壺中仙が絶妙なキャラクターで、雰囲気が暗くならずよかった。

  • 10/7→10/9

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著者プロフィール

神奈川県在住。立教大学文学部卒。2012年講談社「ホワイトハート新人賞」を受賞しデビュー。主に中華世界やオスマン世界を舞台にした女性向けファンタジー小説を講談社X文庫ホワイトハートにて発表する。デビュー作を含めた「エルトゥールル帝国シリーズ」が人気を博し、そのうちの『囚われの歌姫』『運命の皇帝』のほか、短編『流離の花嫁』がコミカライズされている。

「2022年 『後宮の屍姫』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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