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- Amazon.co.jp ・本 (183ページ)
- / ISBN・EAN: 9784409241097
感想・レビュー・書評
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ここ最近、書店の意思が測られる(試される?)ような出版、出版物が増えてきたように思う。
その度、書店の現場は考え、迷う。
時に信念を持って、時に時流にただ流されて出版物を扱い、売場を変化させてきた。
著者の福嶋氏は違う。常に思索し意思を持った売場を作り続ける。
そういう生きた本屋が全国にどれだけあるだろう。
果たして自分の関わる売場はどうだろうか。
時に唸り、時に励まされ、時に恥ずかしい思いをしながら読んだ。
刺激的だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
143ページに、「ぼくら書店員に必要なのは、『物語』を創ることではなく、やって来る『物語』から逃げずにしっかり受け止め、その『物語』を生きることだと思う。」という一文があり、これを読んだ瞬間、先日読んでいた『アートディレクションの型』に商品から逃げないで向き合うこと、みたいなことが書いてあったことを思い出した。