林修の仕事原論

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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784413039192

作品紹介・あらすじ

大人気予備校講師であるかたわら、「今でしょ!」のひと言をきっかけに、流行語大賞受賞、テレビ番組のMC抜擢など大ブレイクした林修先生。どんな環境でも結果を残してきたその裏には、さまざまな経験によって磨かれた仕事哲学があった! 「真の人脈は仕事を通してしか広がらない」「一発逆転が必要な状況をつくらない」など、仕事について考えるすべての人に贈る珠玉のメッセージ。

感想・レビュー・書評

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  • 仕事はやはり人からのご縁、運。自己評価や自分の好き嫌いよりも、他人が「あなたにこう任せたい」と思って任せてもらった仕事を必死にやることでプロとして一歩ずつ近づいていけるのかもね…

  • 利害関係のない人の意見を素直に受け入れること。
    私は、あまり他の人の意見を素直に受け入れられない性格です。自分が否定されることにひどく敏感です。自分は、正しくないことがほとんどだと考えるようにします!

    運に巡り合いたいのならば、なんでも引き受けるといい。
    今はしんどいと言いそうになります。でも、そう答えると、きっともう声はかからないしチャンスは巡ってきません。とにかくなんでもやってみます!


    悪しき主人に仕えたら勉強になる。
    上司の愚痴を言う前に、自分だったらどうするかと考えてみます!


  • 現代文の先生なだけあって、語彙の選び方、文字の大きさ、文章の組み立てなど、秀でていらっしゃいますね。読みやすい。

    突き抜けた仕事、生き方をしたい方に。
    わたしは林先生が好きなので、好きでした。

    【本文より】
    ・生徒の動員状況や満足度といった客観的な評価のもと、決して努力を「主観的に評価する」ことなく、この仕事を続けてきたのです。

    ・松下幸之助氏は「悪しき主人に使えたら勉強になる」と言っています。

    ・あるいはこんな言葉もあります。「あなたたちは仕事を覚えに行くんじゃない!我慢を覚えに行くんだ!」

    ・もちろん真意をわかってくれない相手もいます。しかし、そういう場合にも相手が悪いと決めつけず、わかってもらえるように努力し、工夫する。初めは不満の塊だった相手がついにはよき理解者に転じたとき、やはり自分はプロなのだなと、そこで初めてプライドを保持すべきなのです。

    ・棋士で永世名人資格者の森内俊之さんは、「二回目のミスが致命傷になる」とおっしゃっています。

  • 林先生の仕事観を初めて知る事が出来ました!好きで予備校教師やってた訳じゃ無いのね!

  • 自分の仕事観を見直すきっかけ書。

  • 2014年に出された、かの有名な林修先生の著書。まずやはりと言うべきか、東進ハイスクールの講師とだけあって非常に分かりやすく、また文字も大きめに設定していて読みやすい。極論までは行っておらず、核心をついているのかなと思えるところも、偉ぶらずに書いているところも流石である。
    この中で個人的に興味があったところは、お金についても記載しているところである。
    稼ぎ方より使い方の方が難しい、お金はあくまで手段、最終的な目標にしてはならず、目的をはっきりさせるなどお金に振り回されている今日に、そもそもお金とは、仕事とはを考えさせられた。

  • 細分化していること=大切にしていること。
    優秀な人は環境に不満を言わない。等々。

    言ってみればそうだよねな内容を腑に落ちる言い方で言語化するのが上手いという印象でした。テレビでもそうですが、分かりやすいです。
    一方で、テレビで見る人隣より、本書籍は数段嫌味というか居丈高な物言いに感じます。率直に自分の考え方を語る仕事原論という本だからというのもあるでしょうし、自分の考えに自負があるのが窺えます。しかし言っていることはもっともなのでぐうの音も出ないというかなんというか。
    文字も大きく言葉も明快なので、テレビで見る林修先生はどういう方なのか知りたい方はぜひ。

  • 「できる人、特に一流と呼ばれている人と自分の違いはどこにあるか。観察を続けていると、いかに自分ができない理由を捏造しているかが分かる」
    優秀な人がなぜ優秀なのかの理由は、優秀な人ほど知っている
    「努力を主観的に測るのをやめよう」

  • 何かに負ける時、情報不足・慢心・思い込みが原因。圧倒的な戦力差をつける意味。

  • 2014年に発売された林先生の本。2020年現在でもテレビで拝見しますが、正直ここまで続いているとは思いもしませんでした。なぜ、今もお茶の間に定着されているのか、この本にヒントが隠されているのではないかと思いました。

    内容としては、仕事に対する向き合い方、林先生の仕事観について綴られています。
    読んでいて思ったことは、人との縁が大切であることがわかりました。相手をどうおもてなすのか、仕事上で知り合い、どう次にもっていけばいいのかなど人の繋がりが、良い仕事を生む。そう感じました。

    やりたくない仕事を全力でやると、やりたい仕事に近づく。
    優秀な人は環境に不満を言わない
    お金をもらっているプロである以上、満点しか許されない。

    など今、自分が置かれている心情にガツンと響きました。
    色々、仕事について悩みがあり、方向がわからないときには、おすすめかと思います。原点に立ち返り、仕事に対する向き合い方を改めることで、より良い仕事の人生を送れるのではないかと思いました。
    途中、恋愛の要素を交えたりと、真剣なことが書かれているんですが、ちょっとコミカルな部分があり、ためになりました。予備校講師ということもあって、わかりやすく、飽きさせない作りになっていて、参考になることばかりでした。

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著者プロフィール

1965年愛知県生まれ。東進ハイスクール、東進衛星予備校現代文講師。東京大学法学部卒業後、日本長期信用銀行に入行。その後5カ月で退社し、予備校講師となる。現在、東大特進コースなど難関大学向けの講義を中心に担当。テレビ番組のMCや講演など、予備校講師の枠を超えた活躍を続けている。

「2016年 『林修の仕事原論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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