自分が面白くなる16の知恵: 頭と心の殻を脱ぐヒント (青春文庫 ふ- 9)
- 青春出版社 (1999年8月1日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784413091145
感想・レビュー・書評
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藤本義一流の人生論。
ちょっとヒヨヒヨした、弱く甘い若者に、おなかの底からカツを入れるような一冊です。
といっても、頭ごなしに批判しているものではなく、あくまで自分の半生を元に、人生の過ごし方を語っているので、すんなり読むことができます。
前日、千住博氏の芸術論、人生論の書かれた本を読みましたが、おもしろいことに、二人とも共通のことを言っていました。
それは、「どんなに大変でも、自分の好きなことだけはやり続けろ」ということです。
一生の仕事にすると決めたものは、とことん食らいつけということ。
また、本当に好きなものならば、苦労もいとわず続けられるということ。
全く共通した内容のことが書かれており、それぞれのフィールドでのプロが語ることの共通性に真実を見ました。
「自分を磨く布は、決して絹ではない。ゴワゴワした布地だから痛い。血も出るかもしれない。」という表現には、苦労を重ねてやってきた著者の若かりし頃の努力が見えるようです。
どの項目も、納得いく内容ばかりだったので、たまにはこういう諭し系のものを読むのも新鮮だなと思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
図書館所蔵【159FU】
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