キッチンから始める人生の整理術

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  • 青春出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784413232272

作品紹介・あらすじ

料理研究家ですが、じつは生まれついての整理好き。年を重ねてくると何かと面倒になってくることもあるでしょうが、それなら暮らしを小さくして見ませんか。えぇ、終活のためにあれこれ捨てろというのじゃありませんよ。誰が死ぬための準備なんてするものですか。いくつになっても快適で暮らすため、元気に生きていくために身の回りを整理するんです!

感想・レビュー・書評

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  • 料理研究家の村上先生のエッセイ。79歳を過ぎても第一線で活躍されている秘訣が乗っている。家事をする時は制限時間を儲けて、すぎたら辞める。ものを無闇矢鱈に増やさず、場所を決める。参考になった。

  • 80代とは思えないバイタリティ。参考になったのは レシピの収納、一人の時の食事。
    電子レンジで簡単にできるレシピなど。これからは特に 私に必要なことばかりでした。
    図書館から借りたのですが、購入いたしました。

  • 他の著作と重複している内容もありますが、これからの生活の参考にさせていただきます。

  • 大人の女性がきちんと整理整頓をして、大きい家具を減らしつつ清潔に暮らす方法。

    終活じゃない、一人の大人が年を取っても暮らしやすい生活をするにはある程度ルーティンがあるほうが健康を維持できると思った。

  • 死ぬためじゃなくて生きるため、いくつになっても快適に暮らすため、元気に生きていくために身の回りの整理をする。テキパキとして清々しく自分も頑張ってやってみようと思った。

  • いつもなのですが、村上先生のエッセイを読むと元気になります。エネルギーがすごい。
    実際に日々どんなものを食べているか公開されていましたが、意外とたくさん食べているのだなと。
    やはり、それが元気の秘訣なのでしょうか。
    先生おすすめの「にんたまジャム」と「プラチナミルク for バランス」。早速購入しました。

    今回の著書では珍しく先生のアクセサリーなども紹介されています。
    家具も欲しい人がいるうちにあげる…という素敵な整理の仕方。捨てるしかないものじゃなくて、誰かが欲しがるようなものに囲まれて暮らせるのって素敵だなと思いました。

  • こういう風に年を重ねる方がいらっしゃることがとても励みになるとともに背筋が伸びる。おっかなくて母には見せられないなあ。

  • 第3章以外は、日記かな?って感じのプライベートな話で特に参考にならず。
    第3章も同じようなことを2回も書いていた。
    タイトルから想像した内容とは違った。

  • 2021 快適に生きるための〜整理術

    小さな暮らしは時間が増える

    モノの整理=時間の整理

    整理は
    捨てるもの
    迷ったもの
    本当に要るもの

    高いところにモノはしまわない
    天袋は始末だな〜60歳までに

    モノの使い道は1つに決めない

    整理する力
    同じジャンルでくくり
    場所を決め
    すぐに取り出せるようにしまう

    マンネリ化したら自分の環境を変える


    頭の中を整理し、常に新しいことを取り入れられる状態にしておくこと

    できないことはない!
    やったことがないだけだ!

    仕事をためないコツは相手の立場を思うこと

    状況を把握して手を打つ
    やるべきことを決める

    義理をかかない端折り方を実践

    市販のヨーグルト60g
    豆乳500ml(525g)
    電子レンジ3分加熱し、ヨーグルトを加えて混ぜ、ふたをして冬2時間、夏1時間
    冷蔵庫で1週間

    豆乳ヨーグルトゼリー
    豆乳ヨーグルト585g
    植物性生クリーム200ml
    砂糖60g
    アーモンドエッセンス、バニラエッセンス
    粉ゼラチン5g

    粉ゼラチンを大さじ2の水で溶かし、2分おき、レンジで20秒チン
    他のものを混ぜてカップに入れて冷やす

    やってもらったら、口は出さない

    あげるけどもらわない

    【食べ力】

    この6か条は、村上さんが、日本式の食生活を前提にさらに「取り入れるといいもの」を考えて作ったもの。続けると免疫力アップが期待できる食生活の提案です。
    1 たんぱく質食材を毎食100gとる
    骨や筋肉、皮膚など体の基礎を作り活動の源となるたんぱく質は、筋力が落ちてくる50代60代はぜひとりたい栄養素です。動物性たんぱく質・植物性たんぱく質を、毎食2:1でとるのが目安。ちなみに牛赤身肉100gに含まれるたんぱく質は20.2gです。
    2 炭水化物(糖質)は毎食食べる
    炭水化物は、たんぱく質を分解するために大切な栄養素です。脳エネルギーとなるブドウ糖も含まれています。ごはんなら茶碗1杯(150g=ブドウ糖50g分)が目安です。
    3 野菜は一日に350g食べる
    従来のビタミンや食物繊維以外にも、野菜はファイトケミカル(抗酸化成分)が豊富。がんの予防効果や免疫力アップが期待されています。緑黄色野菜(トマト、ブロッコリー、ピーマンなど)は調理しやすいこともあり、「トマトを食べているから野菜は十分!」と言う方がいますが、実は淡色野菜(玉ねぎ、キャベツ、大根など)こそファイトケミカルを多く含み、もっと食べてほしいもの。一日で淡色野菜200g、緑黄色野菜100g、いも50gのバランスが理想です。
    4 乳製品をとる(牛乳なら毎日200mL)
    カルシウムは食べ貯めができず、中年になるとカルシウム不足で骨粗鬆症問題も浮上するので積極的にとりたい栄養素。さらに乳製品にはたんぱく質、腸内環境を整えるラクトフェリン、たんぱく質の合成を助けるロイシンも含んでいます。
    5 お酢をとる(一日大さじ1杯以上)
    疲労回復や整腸作用、血圧やコレステロールの調整、血糖値の上昇を緩やかにする作用など、酢の健康効果は抜群。料理に使ったり、フルーツビネガーなどを活用しても◎。
    6 発酵食品を食べる 
    納豆、ヨーグルト、ぬか漬け、甘酒、みそ、チーズなど。いくら良い食品を体にとり入れたところで、腸内環境が整っていなければ、いい便を出すことはできません。発酵食には腸内の善玉菌を増やす働きが期待されています。


    一人分冷凍パック
    100gの野菜と50gのタンパク質


    ストレスためないためにタンパク質をとる
    成人女性が1日にとるタンパク質の量
    卵1個
    鶏むね肉100g
    青魚70g
    豆腐100g
    納豆1パック
    牛乳1カップ
    全部とる

    フレイル=低栄養

    にんたまジャム
    玉ねぎ500g十字に4等分、ニンニク100g
    耐熱ボウルにニンニクを入れ、水1/2カップ、上に玉ねぎのせ、ラップして14分
    ミキサーにかけ、砂糖大4さじ、レモン汁大2を加え、とろとろに
    再度、ラップかけずレンチン6分

    モノは所有から利用へ

    冷蔵庫に入れる理由
    保存期間が長い〜安心
    値が張った〜もったいない
    大好物〜大事に食べたい

    だけど新鮮が第一

    折に触れ、大整理を

    もらったらすぐお礼、記録

    おいしいものは小さい人から

    村上さん、カッコいいわ

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著者プロフィール

村上祥子
料理研究家、管理栄養士、福岡女子大学客員教授。
1942年、福岡県生まれ。85年より福岡女子大学で栄養指導講座を担当。治療食の開発過程で、油控えめでもひとり分でも短時間でおいしく調理できる電子レンジに着目。以来、研鑽を重ね、電子レンジ調理の第一人者になる。生活習慣病の予防・改善、個食時代のひとり分簡単レシピ、小・中学校や幼稚園・保育園への食育出張授業、シニアの料理教室などに力を注ぐ。「バナナ黒酢®」「たまねぎ氷®」「にんたまジャム®」など、数々の健康を助ける常備食を考案。これまでに出版した著書は570冊以上、合計1200万部を超える。

「2024年 『82歳村上祥子の人生、ただいま拡大中!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

村上祥子の作品

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