中学受験 やってはいけない塾選び

著者 :
  • 青春出版社
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本棚登録 : 64
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784413232722

作品紹介・あらすじ

なぜ、合格実績や評判だけで決めてはいけないの?中学受験は、子どもと家庭に合う「塾選び」が成功の鍵を握る!首都圏・関西の大手から中小塾、話題の単科塾、個別指導塾まで最新情報を徹底取材。ロングセラー『女子校力』著者で、今まで多くの学校関係者・塾関係者に中学受験を直撃取材してきたノンフィクションライターが、塾選びを間違えた親子の失敗談から見えてくる問題点、ネットではわからない各人気塾の実際など、受験生の親が入塾・転塾の際に知りたい情報を忖度なしに明かした最強の塾ガイド。

感想・レビュー・書評

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  • 今知りたい事が分かりやすくまとまっていてとても参考になった。
    時代が変わってどうしたら良いものか悩ましい。
    こうして特色が分かっても、何が我が子に合うのか
    何が最優先なのか、やりたくても出来ない事もあるから難しい。。

  • 中学受験の塾選びにおいて、"自分たちにとっての「正解」を考えないことが「やってはいけないこと」ではないか"。
    これが本書の軸である。
    つまり、塾選びにおいても、我が家における優先順位(通いやすさ?面倒見?難関校に特化したカリキュラム?手厚いフォロー?・・・等)をしっかり整理したうえで、各塾の特性をよく見極め、塾選びをすることがミスマッチを未然に防ぐことが後悔の少ない塾選びの方法であるという方向である。

    著者はノンフィクションライター。
    本書の情報は、公開情報と、多くの保護者からのインタビューから得た内容に基づいている。
    インタビューから得た「失敗談」をもとに、塾選びの際に考慮すべき要素や見落としがちな点を確認し、読者に「我が家の優先順位」を考えさせたうえで、数多くの塾の特徴を紹介していく流れになっている。

    多くの読者は、数多くの塾の特徴が列挙されている3章以降が気になるかもしれない。
    でも、恐らく本書で一番大事なのは2章で、何はともあれ我が家の軸を定めるための参考情報を提供してくれるのが本書の最大の効用だろう。
    あと、もう一つは9章。
    転塾についての助言がまとまっているのも貴重かもしれない。
    特に、思わず今通っている塾と似たようなスタイルの塾を選びがちだが、それだと失敗を再生産する可能性が高い、というのは有用な指摘だ。

    さらっと読めて、ためになる一冊だと思う。

  • こういうところもあるの?
    知らなかった!

    というお話が多く

    大手塾には詳しいという方も一読の価値はあるかなと思います。

  • これだけの塾の情報をネットで収集するのは大変なので、小学3年生の時点でこの本を読むのは塾選びの点で非常に役立つと思われる本でした。

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著者プロフィール

ノンフィクションライター。会社員や専門学校講師などを経て、2005年からライターとして活動を開始。『AERA』『婦人公論』『文藝春秋』などの総合誌でルポルタージュ記事を書き、現在は『文春オンライン』などで教育やジェンダーなどの記事を執筆している。『女子校力』(PHP新書)、『ママの世界はいつも戦争』(ベスト新書)など著書多数。

「2022年 『中学受験 やってはいけない塾選び』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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