アダルト・チルドレンの子どもたち:もう一つの共依存世代

  • 誠信書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784414429183

作品紹介・あらすじ

大人になったacは自らの家族の歴史を封印し、うわべは健全そのものの「良い家庭」を作り上げた。しかし、無条件の愛情や率直な愛情表現は、そこにはない。そしてまた、もう一つの共依存世代=次世代acを育ててしまうのだ。acと次世代acの治療の長年たずさわってきた著者が、その特徴、治療の選択肢とセルフヘルプ、そして回復のプロセスを示し、家族のパターンを変える方法を提示する。

感想・レビュー・書評

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  • よく当たる占いみたいだった。
    ・自分の長所を安売りしないこと、長所も短所も等しく受け入れるを学んでいく。
    ・感情の見極めや表現ができない
    ・援助を求められない(車の同乗やコーヒー一杯)
    ・親の強迫的行動としてワーカホリズム、食物(手段)
    ・自分を大事にすることを生活に組み入れる
    ・「思い切ってやろう!」という声に耳を澄ます意志が大事

  • アダルトチルドレンというとアルコール依存の父とそれを支える母親、と連想しがち。アルコール依存家庭で育った子供が築いた一見「普通」、に見える家族。表面上は「普通」でも根底はアルコール依存家庭と同じ「機能不全」がある。

    表面上いろいろなタイプに見える機能不全家族と根底にある共通したことをまとめていた・・・たしか。


    以前借りたとき、きちんと読めなかったもので。


    私は無関心な父が憎い。
    無関心だとケンカもできない。無関心に作り上げた原因が知りたい。
    いつかそれと戦いたい。

  • 自分自身にACの傾向があると感じて読みだしたので、読んでいて「私ってACだな」と何度も思った。
    ACにありがちな考え方や生き方で、苦しい思いや痛い思いを自分にさせてしまいあとになって困ることもあったので、何とかしたいと思っていた。
    その思いをこの本は強めてくれた。
    とりあえず知識は入ったと思う。実際に何かをするには、まだ課題は多そうだが…。

    そういうわけでこの本はACを認識することや、回復が必要な人はどのように努力したのかが書いてあって、読む分には面白い。

  • ACが家庭を持つと何が起きるのか、次世代に繋がる、危機の連鎖。

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