切って入れるだけ、毎日ヘルシー! ホットクックのからだが喜ぶレシピ

著者 : 小林まさみ 小林まさる

• 世界文化社 (2020年10月29日発売)

作品紹介・あらすじ

87歳の料理研究家が最新の自動調理鍋を使ったら、
ほったらかせる安心感とおいしさにびっくり！

「ホットクック」といえば、忙しい共働きファミリーに
人気の調理家電というイメージですが、じつはユーザー
の１/３はシニア世帯を含む単身世帯だそうです。
ホットクックは、材料をセットしたら火加減やかき混
ぜる手間がかからず、調味料控えめでも肉や魚の
うまみを引き出し、野菜の栄養分まで逃しません。
まさに、健康が気になる中高年やシニアにもぴったりなアイテム。
火の始末が心配な親にぜひ使ってほしいと思う一方、
械操の操作が苦手な人たちには、自動調理の細かい
設定を覚えられないのでは？　とためらう面もありました。
そこで、シニア料理研究家で87歳になるまさるさんと、
人気料理研究家の小林まさみ先生の嫁舅コンビに、
親世代、子ども世代の代表として、ホットクックの
使い心地やメリットを生かした料理を試してもらいました。

手動設定だけ覚えれば、機械オンチでもばっちり使える。
電子レンジのように自分流に使えば、鍋より便利！

自動設定は便利ですが、材料や調理法、メニュー名を
選んで設定する必要があり、加熱時間が意外とかかる
という難点も。操作が覚えられないまさるさんが出した
結論は、「自動は使わず、手動設定だけにする」でした。
内鍋に材料を入れたら、電子レンジのように手動→煮物
など料理の種類→加熱時間のキーを押すだけ。あとは
ホットクックまかせで、のんびり散歩や昼寝できます。
得意のおつまみを試したまさるさんは「火の心配がないし、
煮込みは鍋より早くできる。機械が苦手なシニアにも
おすすめだよ！」とホットクックがお気に入りに。
小林先生も「油分や塩分を控えられるし、シンプルな
蒸し野菜が格別においしくできる」と太鼓判を押します。
カロリーや糖質、塩分がわかる表示付きで、健康が
気になる中高年にうれしいメニューがいっぱいです！

感想・レビュー・書評

[はるさんの感想 · 2021年8月12日]

気になっていた調理家電を我が家でレンタル中。期間が決められているので、手元にあるうちはバシバシ使おうと付属のレシピだけでなくレシピ本も見てみた。
この本の良いところは、材料が珍しくないこと！蒸し野菜、シューマイ、サーモンのレモンバター蒸しを作ってみたけど、どれもおいしいし、健康的に感じるし、他にもトライする！
料理に対するやる気をありがとうと言いたくなる本でした。

[yasukoさんの感想 · 2021年3月19日]

レシピで使うのは、87歳のまさるさんが使いこなせた「手動キー」のみ、というめずらしいホットクック本。
料理も作り方もとてもシンプルなので、勝間さんの本を読んでホットクックを使い始めた人には一番しっくりくる本かもしれません。
自動メニューを使わない分時短になり、慣れれば応用も効きそうです。

著者プロフィール

料理研究家。結婚後、会社員を経て料理家を目指し、調理学校で学ぶ。料理家やTVフードコーディネイターのアシスタントを務めた後、独立。初心者でも失敗しないレシピの提案を目指し、料理雑誌、TVで活躍中。シニア料理家の義父・小林まさる氏がアシスタントを務め、共演も多々あり。

「2021年 『３分クッキング　永久保存版シリーズ 小林まさみ　傑作選』 で使われていた紹介文から引用しています。」