- Amazon.co.jp ・本 (305ページ)
- / ISBN・EAN: 9784422113968
感想・レビュー・書評
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一読した時は読みにくくて、途中でやめたけれど、
読み直してみて本当にワークをした後は、かなり自分の中の気持ちの持ちようが変わった。
人生観が変わったともいえる。
今、苦しい人。別に何に苦しんでてもいい。
一度「読む」のではなく、「実践」してみてほしい詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
装丁と訳文が明らかに女性向けとなっている。原書に由来するのかどうかは不明。「訳者あとがき」によれば、バイロン・ケイティは元々重度のうつ病だった。摂食障害の社会復帰センターへ入所したのは彼女の保険がそこしか適用できなかったためだという。「自分はベッドに寝る価値もない」と彼女は床で寝ていた。ある朝、目を覚ますと世界は一変していた。自分を苦しめているものは「現実」ではなく、「自分が信じている考え」であることに気づいたのだ。うつ病というプロセスを経てバイロン・ケイティは悟った。
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ある休日の午後、息切れを伴う胸騒ぎの中、朦朧として向かった書店に本書が光っていました。この様な事は初めてですが、「必要な本は、あなたに読まれる時を待っている。」が確信となる経験でした。もちろんタイムリーな内容。
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自分の考えは、たとえば、人に嫌われている と思うことでいうと、人に嫌われている気がするけど、どうだろう?という内容なのに、勝手に、「人に嫌われている」ことになっている。
なんて独りよがりなんだろう。
もっと、ファクチュアルにならないといけない。自分の思いを事実と同一視する必要はない
・自分の思いは、本当か?
・本当だと、絶対に断言できるか?
・それが真実だと仮定すると、自分はどう思うか?
・逆を考える
たとえば、「人は自分が好き」「自分は人が嫌い」 その理由が一つでも見つかるとすれば、それだけの事実を自分が見落としたことになる。自分は、自分にはいいように、自分で世界をせまくしただけだ。
人に好かれるために、自分をつくってまで好意を勝ち取る必要がある、は間違い
そもそも、ひとのことはコントロールできない
人の好意がないと致命的になる、という思い込み
本当は、自分が認められれば、解決する問題かもしれない -
認められたい願望が強い僕にとって、愛や賞賛を求めるのはノーというのは、かなりの衝撃。でも、反論しようと思いつつ、4つの質問による問い直し、ただ聞くことだけに注力しなさい、恋人に対してもノーと言えることこそ愛、などは理解出来ないこともなくて複雑。価値観を変えてくれた1冊。
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思い込みが強すぎることによって、考え方に柔軟性がなくなり、自分自身を縛り、傷つける結果になる。それで苦しんでいる人は多いのだろうと思われる。
この本での「ひっくりかえす」という思考の技で、自分を客観的に見ることにより、かなり楽な気持ちになることがわかる。
特に、恋愛パートナーや夫婦関係においては、相手はこうあるべきだという思いが強いために、お互いを不幸にしていることも多い。実際に心を広く、柔軟性を持ってというのは難しいとは思うが、違う考え方を探す習慣をつけられれば良いのではないだろうか。 -
言葉をひっくり返すというシンプルな手法。
新しくはないかなぁという印象。 -
心に浮かぶよしなしごとは、すべて世界を理解したいという願い。そこではすべてが正しく、同時に正しさなんてあり得ない。