はるいろ恋愛工房: Rino & Tetsumi (エタニティブックス Rouge)
- アルファポリス (2012年3月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
- / ISBN・EAN: 9784434165528
作品紹介・あらすじ
梨乃の週に一度の楽しみは、和風雑貨のお店で小物をひとつ選ぶこと。そして、その時いつもやってくる“あの人”の姿を見ること——着物が似合いそうな、年上の彼を見つめることしかできない梨乃。そんなある日、彼女がうっかり店で皿を割ってしまったのをきっかけに急接近!胸ときめかせる梨乃だったけれど、彼は突然、陶芸の道を勧めてきて——?筋金入りの不器用女子と情熱あふれる陶芸家、ピュアすぎる二人の大人のラブストーリー。
感想・レビュー・書評
-
ウブで一生懸命な女の子が
恋をして変わっていく…
主人公は健気で
二重丸
だけど、相手が朴念仁というか
陶芸オタクというか…
どうにもじれったくわかりにくい
結果、ドキドキキュンキュンは少なめかな〜詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
良かった。
和風好きの彼女と、会社の合間の陶芸家の彼の物語です。
ほのぼの恋愛からその先の成就までオーソドックスなロマンスですが、細かな気持ちの変化や、二人の舞台設定など、テンポよく好感でした。
陶芸に心を捧げてしまうあまり、焼き物に話しかけてしまう美大出の彼なので、残念ヒーローで笑えますが、
彼に振り向いて欲しくて健気な片思いを続ける彼女のいじましさと、ちょっぴりのドキドキは乙女で可愛いッ!
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-2212.html -
和菓子会社の経理部門の和風大好き女子で不器用な尾崎梨乃24才と、陶芸をする会社員の奈良哲美29才の恋愛。けなげな女の子の恋愛ものだが私の好みじゃなかった。「あなたの色に染まります」とかはセリフとして恥ずかしすぎる。
-
陶芸一筋のイケメンと和物好きの女の子のラブストーリー。 女の子がひたすら健気だったなぁ。
-
読みながら頬がゆるんでしまうお話だった。ヒロインは老舗の和菓子屋さんの経理課に勤務する24歳。ヒーローはスーツも和装も似合う和風男子29歳。出会いは和風雑貨店。そして二人の関係は陶芸を軸に進んでいく。
ヒロイン視点で語られるこの和風男子、見た目よし声よし性格よしなのだけどかなりの変人。はい、ふじたにさん(作者様)お得意の我が道を行く男子であります。
素で言ってることがかなりおかしく無自覚に強引なヒーローに、ピュアなヒロインは振り回されつつも素直についていく。文中で「仔犬のよう」と表現されるこのヒロインがまたひたむきで愛らしい。
大人の恋として(そしてこのレーベルのお約束として)ホットシーンを含むけど、主人公二人がぶれないので愛を深めるため必要な過程として描かれている。
ヒロインの兄をはじめとして周囲がみんないい人なので、気持ちよく読み終えることができた。実は作中での和装シーンは一回だけなんだけど、表紙に和装ヒーローを描かれたイラストレーターさん、グッジョブでした。
エタニティブックスのレーベルサイト( http://www.eternity-books.com/ )では番外編も公開中