- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784434227066
作品紹介・あらすじ
赤子の頃から、人質として大国イスパニラで暮らすブランシュ。彼女はこの国の王太子リカルドに憧れている。そんなある日、王位を継いだリカルドのおかげでブランシュ達人質は、国へ帰してもらえることになった。両親に会えるのは嬉しいものの、祖国に帰れば即結婚させられるかもしれない。それに、まだリカルドの傍にいたい――。そう考えたブランシュは、ここに残り女官になることを決意した。ところが、働いているうちに、リカルドに対する恋心が募りだんだん苦しくなってきて……!?
感想・レビュー・書評
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挿絵の身長差が気になった。
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【ネタばれ感想注意】
長年の人質生活から解放されるも憧れの王子様の傍にいたいと女官勤めを希望した小国の18歳王女ヒロインと、戦場では「赤い悪鬼」と恐れられる大国の33歳国王ヒーローとのすれ違いファンタジーラブストーリーです。
WEB版未読です。
とっても面白かったです!
個人的にこの作家さんの書かれる世界観とお話が好きなので、評価がかなり贔屓目になっています(笑)。
年齢差15歳と体格差カップルです。
2人の出会いはヒロインが8歳、ヒーローが23歳の時です。
ヒロインが飼っていた猫をヒーローが保護してくれた事がきっかけで、ヒロインは不器用な王子様に憧れの気持ちを抱きます。
9年後、ヒーローは国王になり、各国の人質が解放される中、ヒロインは女官としてヒーローの傍に残る事を希望します。
戦場では「赤い悪鬼」と恐れられたヒーローも、好きな女性の前ではただのヘタレ男でした(笑)。
ヒーローの異母弟が素晴らしく性格の悪い計らいをしてくれたお陰で、2人は無事に両想いとなり、ヒロインも目出度く王妃となります。
出来れば、ヒーロー視点でヒロインに惹かれた過程を読みたかったです。
魔獣が出てくるのを見ると、他のシリーズ作品と同じ世界が舞台なのかなと思いました。 -
ブランシェと想いが通じるまでのレナルドがヘタレで笑える。