はじめてのクリシュナムルティ: 入門者のためのアンソロジー

著者 : J.クリシュナムルティ 吉田利子 正田大観

• コスモス・ライブラリー (2019年9月27日発売)

感想・レビュー・書評

[yukiekntmさんの感想 · 2020年11月17日]

「はじめて」なのに難解。
すべてのことを、わかりやすさ・速さで処理しようとする現代だからこそ
！　とか　？　と思いながら文字を追う時間が
貴重である。

著者プロフィール

1895年、南インドに生まれる。神智学協会において来るべき世界教師としての教育を受け、〈星の教団〉の指導者となるが、1929年、「真理は組織化しえない。私の関心はただひとつ、それは人々を、完全に、かつ無条件に自由たらしめることである」として、同教団を解散。以降、あらゆる権威や組織によらず、独力で真理を探究することの重要性を説き、一自由人としてさまざまな講話や対話を行いながら世界各地を巡った。その一貫した懐疑の精神と透徹した語りは、幅広い聴衆に深い影響を与えてきた。オルダス・ハクスレーやデヴィッド・ボームをはじめ、交流を深めた知識人も多い。1986年、カリフォルニア州にて逝去。

「2021年 『〈生のアーティスト〉クリシュナムルティの言葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」