むかしむかしあるところに、哲学者がやってきた。 7つの昔話で学ぶ哲学入門
- 高橋書店 (2021年1月26日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784471191313
作品紹介・あらすじ
【7つの昔話で学ぶ、日本一おもしろい哲学入門】桃太郎とアリストテレスが「正義」について哲学する。36の有名な哲学思想を収録。
感想・レビュー・書評
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日本昔話に、世界の哲学者の理屈を持ち込んで解説した本。
プラトンから和辻哲郎まで、時代も国も幅広く取り上げられていて、どの哲学者がどんなことを言っていたか、日本昔話に引っかけた漫画仕立てでさくっと読める。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
昔話に寄り添って哲学の考えを説明するの、予想以上に(失礼)わかりやすかった。
96冊目読了。
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桃太郎、浦島太郎などの昔話を哲学的視点で学ぶ本。36人の著名な哲学者達がどういう提唱をしてるかを知ることの出来る哲学入門書。
昔話をそういう視点から語るのかといった驚きツッコミを交えつつユーモアに学べる -
哲学興味ありません。とはとても言えないです。胸に手を当てると、人生の流れの中で何度か哲学を理解したいと入門書読んだ事も有りました。前々分からないながら頑張って読みましたが、入門書すら頭に入らない僕には無理だなあと。
そして漫画交じりのこの本を読みましたが、結局哲学の素養が有って初めて興味の出る本でした。僕にはやはり哲学は分からない・・・。 -
分かりやすい、面白い、親しみが持てるの三拍子。
昔話の登場人物のところへ哲学者が突然現れ持論を展開し、登場人物が狼狽えるってパターンが好きすぎた。日本の哲学者や、現存の哲学者も載っていてバラエティ豊か。 -
イラストも可愛いし、とっても面白かった!
哲学者っていっぱいいるんだなぁ。
まだ現役の哲学者もいるなんて! -
発想からして勝ち。早くも名著の仲間入り。
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哲学をとてもわかりやすく解説してくれている本。馴染みのある日本の昔話に当てはめてくれているので理解しやすい。コミカルな漫画も入れてくれていて楽しく読めた。
哲学の必要性を最後にまとめてくれていればなお良かったかも。 -
哲学を身近に分かりやすく捉えると言う点で面白い本だった。
登場する哲学者の時系列がまちまちなので、実際にどの時代に行きた人かは分かりにくい。
あくまでも哲学への入門として面白い作品だった。
おほさんの絵が元々好きなので、サクサク読めてあっという間だった。