京都・幕末維新をゆく (新撰京の魅力)

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  • 淡交社
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  • Amazon.co.jp ・本 (126ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784473017420

感想・レビュー・書評

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  • 箱庭の中の革命     

     案外狭いところに敵味方が入り乱れているのが、幕末の京都の情勢ですが、それが良くわかる史籍紹介本。

     第二次世界大戦の直接的な被害が無かったとは、あれから一世紀以上経って、大分様変わりしたところもあるものの、道が比較的昔のままなので、位置関係がわかるだけでも、興味深い。

     一世紀前の人達の健脚ぶりにも感心するが、例えば祇園の町で新撰組と倒幕諸藩がどのように棲み分けていたかなどと考えると、逆に当時は倒幕と佐幕が渾然一体となっていたのでは、などとも空想してしまう。

     勿論、実際に京で使ってみるのが最上の使用方法。

    文京図書館から借用。

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著者プロフィール

霊山歴史館副館長

「2018年 『幕末維新伝 今、その史実が明かされる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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