民法がわかると会社法はもっと面白い!~ユミ先生のオフィスアワー日記~
- 第一法規株式会社 (2011年4月6日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784474026797
作品紹介・あらすじ
民法を制する者は、商法・会社法をも制す。今日も"法務の迷い子"が駆け込むユミ先生の研究室。さあ、法務の苦手意識を…ホウムり去ってしまいましょう。
感想・レビュー・書評
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小生が学生時代に手に入れたかった本である。特に商法・会社法のゼミに所属している学部生には超おススメの図書である。
会社法は民法の特別法であるということは、学部1年生の時の一番最初に勉強することではあるが、年次が上がるにつれて、意外にも基本がおろそかになりがちである。そして、小生の周囲だけなのかもしれないが、会社法が得意な学生が民法は苦手という人が多い。
本書は民法の体系を軸にして(債権と担保物権は反対になっているが)、そこから特別法たる会社法の解説を行うものである。例えば、委任契約が出てくれば、会社と役員との委任関係の解説をするといった感じである。
ダジャレもふんだんにあり、読んでいても飽きない。企業法務に携わる方なんかにもおススメの図書であると思われる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
・会社法、民法のどちらかをかじった事がある人にオススメ。特別法たる会社法と一般法たる民法の違いが分かりやすい。
・ダジャレは好み。頭から読む人にとっては、読み進めやすいかもしれない。要点のみ掴みたい人には、不要かもしれない。 -
会社法は、民法の「特別法」であり、会社法の規定がないところは、原則民法が適用される。本書は、「民法の基礎を知らない会社法学習者、企業法務担当者」に、会社法を理解する上で必要な民法の基礎を教える本である。会社法理解のためには、民法の相当程度の理解が不可欠である。会社法の理解に必要な民法規定について、大学の教授である「ユミ」先生の研究室に、学生や卒業生が訪れ、民法規定について話をするというダイアログを中心に、軽妙な筆致で解説する。その軽妙な筆致の度が過ぎて、「ダジャレ」のオンパレードとなっている。法律の本なのか、ダジャレの本なのかわからないくらいである。
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ダジャレが多くて読みづらいですが、中味は、優しくかかれていて
事例も解説も良かったと思います。
ダジャレの部分がなければ、すっきりして、わかりやすい本になっていたと思います。
ダジャレがどうもなぁ~!わかりづらいです!