ザ・チョイス 複雑さに惑わされるな! (「ザ・ゴール」シリーズ)
- ダイヤモンド社 (2008年11月7日発売)
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感想 : 179件
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Amazon.co.jp ・本 (312ページ) / ISBN・EAN: 9784478006658
みんなの感想まとめ
問題解決の本質を掘り下げることがテーマの本書は、TOC理論を基にしたストーリーを通じて、シンプルで効果的なロジックを見つける重要性を教えてくれます。父親と娘の対話を通じて、原因と結果の関係を理解するこ...
感想・レビュー・書評
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お父さんと娘の会話(物語)から、次のエッセンスを導きだす。
・人はもともと善良である
・すべての対立は解消できる
・ものごとは、そもそもシンプルである
・どんな状況でも飛躍的に改善できる
・すべての人は充実した人生を過ごすことができる
エピソードとなるのが、アパレル会社の所謂下請けと親会社が、ウィンウィンになる方法とパン屋が儲かる方法。
しかし、分かったようで分からない。何か読んでいても、脳ミソのヒダに引っ掛からない感じ。
強いて学んだことは、
システムに与えられている自由度が高ければ高いほど、システムはより複雑。
最適化とは、対立を除去する方法ではなく、「最高の妥協点」を探し出すこと。
人を責めると、間違った方向に行ってしまう。正しい方向からどんどん遠ざかってしまって、よいソリューションなんか見つからなくなってしまう。もし相手を排除することができたとしても、ほとんどの場合、本当の問題は残ったままになる。
発注先の会社が、真に発注元と競合優位性を持つには、その会社のニーズを理解すること。
著者は、イスラエルの学者で、TOC(Theory of Contraints)と言う生産管理の手法を考えた、立派な方のようですが、すみません、私の能力不足でした。
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息子へ)
TOC理論のビジネス小説「GOAL」シリーズ。お父さんも、「GOAL」「GOAL2」「クリティカルチェーン」「チェンジ・ザ・ルール」と読んできた。
確かに、「GOAL」に関しては、小説仕立てだからこそ、驚きとともにすんなりTOC理論が頭に入ってきたが、GOAL以外の本については、小説仕立てが無理があるように感じている。
本書「ザ・チョイス」に関しても、利益向上のためのソリューションについて、具体的な企業の利益改善レポートと、筆者ゴールドラットを仮想した父親と、その娘の会話によって小説が進む。
小説にすると、どうしても、具体化しすぎて、一般的に適用する場合の考え方やノウハウに対して、読者の意識がいかない。普通のビジネス書での解説本にすべき?と思う。
と、本書の構想を批判しつつ、、、、
本書のポイントを父さんなりに考えた。
要は、問題解決の本質についてだ。
問題解決(ソリューション)を適切かつ効果的に行うためには、原因と結果のロジックを、根っこのところから見極める必要がある。この根っこのロジックは非常にシンプルなものであるはずで、必ず検証できる。検証することで、周囲の人も説得が可能。
では、根本的な原因と結果のロジックを、いかに見つけることができるか?は、練習・訓練だ、、、ということになる。
ロジックを見つけて、問題解決する訓練は、楽しい作業であり人生を充実させると、筆者。楽しく訓練をすれば、より良い問題解決ができるようになり、次はもっと素晴らしいロジックを見つけることができる、、、これにより、さらに楽しくなり、、、のスパイラルが生まれて、みんなハッピー!!!
というストリーとお父さんは見た。
原因と結果のロジックを解明するのは、確かに楽しい。その楽しさを見つけて、日々の課題に前向きに立ち向かえるか、がポイントだ。
しかし、日々の煩わしいあれこれに、前向きに立ち向かえるかは、簡単ではない。精神力も必要だ。お父さんも今、精神力を鍛えようとしている。でも、君には、この正のスパイラルを習慣づけて欲しいとおもう。
(お父さんの本の買い方)
市立図書館
(読め、もしくは、読むな)
読みたければ読め!
(君が・・・歳のころに)
社会人5年目のときと。 -
『感想』
〇現実がシンプルであること、人には他人を責める習性があることは、今までの経験から何となくわかる。しかしこの本はそこを具体的に説明してくれるはずだが、私の理解が薄い生産・販売分野での話だからか、よくわからなかった。
〇親子の会話とレポートが交互にくるこの構成が、分かりやすさを生むのだろうか。話の始まりも終わりもよくわからない。
〇自分の理解力がないことは分かっているが、もう少しシンプルに説明してほしかった。複雑さに惑わされた。
〇人は善良であると言っているが、なぜそう言いきれるのだろう。
『フレーズ』
・一つ目の障害は、現実が複雑だと考えること。二つ目の障害は、対立は当たり前で仕方のないことだと考えること。(略)三つ目の障害。人には、他人を責める習性があること。(p.124) -
購入した本。ビジネス書でありながら、哲学要素もあったため購入。
セネカの言葉「幸運は準備と機会が巡り合ったときに訪れる」
「なぜ、どうしてと物事を掘り下げていくと本質に辿り着く」
「有意義な機会とは、自分ではどうすることもできない状況を克服した時のこと」
「物事の根本はごく少数の要素によって構成されている→ものごとはそもそもシンプルである」
「自分の取り分を増やしたければ、ウィンウィンになるように努力すればいい」
「決してわかったつもりにならない」
「ものごとの原因と結果を常に考える。また抽象的な言葉を使わないようにする」
「感情、直感、ロジックで人は動く」
「人は善良」
「対立はすべて取り除くことができる」
「複雑に見える状況も実は全てシンプル」
「どんな状況も改善できる」
「常にウィンウィンのソリューションがある」
小売業にとって、最善のソリューションは売り切れを出さないこと。すぐに補充することで売上アップにつながる。
小売業をする際にはまた読むようにしたい。 -
うまくいかないとき、結果に対して不平をもらす選択と、結果から学ぶ生産的な選択がある。
生産的な選択をするポイントが3つある。
1 ものごとはそもそもシンプルである
突き詰めれば原因は収束する。ごく少数の要素に支配されている。
2 対立は解消できる
対立には矛盾が必要、矛盾があったら根本的な前提を疑う。人間関係でもそうすべき。
3 問題を相手のせいにしない
どんな関係にも調和は存在する、という態度で望めばウィンウィンのソリューションを見逃さない。
人はもともと善良である。 -
人はそもそも善良である
直感と感情とロジックは絡み合っている -
『ザ・ゴール』のゴールドラット氏による第5作目。今回のテーマは「複雑さに惑わされるな!」。物事の本質にあるシンプルさを見抜き、矛盾なき調和こそWin-Winを生む。ゴールドラット氏の論文を媒介とし、父娘の対話を通して説く。但しシンプルの必要性を繰り返すわりには回りくどい。語られていることは至極正論だが『ザ・ゴール』のような切れ味はない。
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TOCで有名な著者の実話的な本
TOCをはじめ、どうしてこんな革新的な事を思いつくのか?と言う世界中の人の疑問に
答える事を目的に、書いたのではないかと感じる。
よくwin-winの関係と言う言葉を聞くが、結局世間で使われる意味は、
自分のwinが前提となっているし、パイ(市場)を拡大する事をに主眼は置かれていない。
しかし、ここで書かれている事は、パイそのものを大きくする事に注目して
双方が勝者になるというよりも、相手の利益につながるソリューションを提案し
その結果パイを大きくして、自分たちも利益を得る事を考えると言う順番だ。
つまり、いかなる人にも調和が存在する考えを基に、win-winの構築を検討している。
そう考えると両者には結果に大きな差が出るだろうと思った。
またwin-winの構築を妨げる障害、特に3点目はなるほどと思った。
・現実は複雑だと考える事
・対立は当たり前で仕方がないと考える事
・人には他人を責める習性がある事(うまくいかない理由を相手のせいにする)
著者の言いたかったメッセージをまとめると、下記の5点になる。
・人はもともと善良である。
・全ての対立は解消できる。
・物事はそもそもシンプルである。
・どんな状況でも飛躍的に改善できる。
・全ての人は充実した人生を過ごす事が出来る。
印象に残った言葉
明確に思考する鍵は、循環ロジック、つまり議論がグルグル同じところをめぐる事を避ける事 -
人はもともと善良である。ものごとは、そもそもシンプルである。すべての対立は解消できる。どんな状況でも飛躍的に改善できる。すべての人は充実した人生を過ごすことができる。
この本の訴えているところ。Think like true scientist,物事のうわべに惑わされることなく、深い洞察によってその本質に迫り科学者として因果関係ロジックを用いて現象を繋ぎあわせる。そして、どんな複雑なものでもシンプルにして、誰にでも分かりやすく、その本質を解き明かしていく。 -
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父と娘の対話をもとに、「ものごとはそもそもシンプルである」「火とはもともと善良である」の2つの信念の根本的なあり方を追求している。
覚えておくべき悪しき考えは以下の3つ。
・現実が複雑だと考えること
・対立は当たり前で仕方のないことだと考えること
・人には他人を責める習性がある -
思考停止をやめること。ものごとをシンプルに考えること。原因を他人に委ねないこと。答えが見つかったと思っても更なる改善策を考えること。
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「ものごとは、そもそもシンプルである」「人はもともと善良である」という二つの信念を基に、ホリスティックな物事の考え方の重要性を、ゴールドラット社の貴重なレポートを紹介しながら説いた作品。TOC(制約理論)の考え方を人の心理や行動に発展させたものと考えることができる。ただし、具体的な事例を用いつつも、本作のみで著者の言わんとするところを十分に理解することは難しく、実践的な解決方法については、本書監修者の岸良裕司氏の著書『全体最適の問題解決入門』を併読することをお勧めします。
まちづくりの関係者において、本書で特に注目すべきは、第5章「矛盾と対立」、第7章「調和」、第9章「ウィンウィン」であると考えます。
この3つの章を通じて、『人間が陥りやすい3つの障害』とその解決策が述べられています。
◆人間が陥りやすい3つの障害◆
1.現実は複雑だという思い込み
2.対立は当たり前だと考えてしまう傾向
3.人は問題を相手のせいにすること
著者は、3つの障害の真逆を考えることが、解決の早道であることを示しています。
「現実の世界には矛盾がない」のに「対立は数え切れないほどある」とし、「対立」を「人間が矛盾を求めている状態」と、自然界の「矛盾」と人間界の「対立」を明解に区別し、
その上で、「対立に直面した場合、特に適切な妥協点をすぐに見つけることができない時は、(中略)根本的な前提が間違っていると考える。もし間違っている前提を見つけることができれば、対立の原因を取り除くことができる。原因を取り除くことで、対立はなくなる」としている。
そして、「ものごとは、そもそもシンプルである」という考えは、人間関係においても全く同じで、対立の前提となっている問題を取り除けば、必ずや「調和」が存在する。他人を責めても対立が深まるだけで、解決の道は遠のいてしまうと言うのです。
そもそもなぜ対立が生まれているのか、その前提条件を解明し、取り除くことによって、新しい調和(矛盾のない安定した状態)が可能となるのです。
さらに重要なことには、
Win-Winの重要性を説いた本は数多く存在する中、Win-Winを成立させるための秘訣まで踏み込んだものは希少であり、
本書では、その秘訣について、自分と相手の双方に利がある調和(Win-Win)を生み出すためには、自分の利(Win)ではなく、まず相手の利(Win)を先に考えることがポイントだと指摘しています。
とかく人は自分の利を先に考えてしまうもの。後から付け足しのように考えた相手の利は、相手にとっては余り魅力的でないことも多く、また自己の利が強ければ、相手に警戒心を抱かせてしまうことにもつながります。相手の警戒心を解き、効果的にアプローチする手段として、相手の利を先に考える。遠回りのようでいて、実は最も効率的な方法なのかもしれません。
さらりと書いてあるので、うっかり読み流しそうになりますが、本書の中で最も重要な論点の一つだと思います。 -
対象:万人といえば万人
内容:説明にもあるが哲学的な部分はある。考え方をいかにシンプルにするか、シンプルでない人は琴線に触れるかも? -
組織全体、個人の人生について本質を解き明かすための考え方を説いている本。
なかなか難しく、まだ完全に理解が追いついていないようだ。
この本のメッセージをまとめると以下。
・人はもともと善良である
・すべての対立は解消できる
・ものごとは、そもそもシンプルである
・どんな状況でも飛躍的に改善できる
・すべての人は充実した人生を過ごすことができる
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物事をシンプルに考える
対立軸は作らない、対立が消えないうちは本当の解決策ではない
Win-Winの関係は作れる -
過去に読んだ著者作品ほど感動はなかった。
小説というよりエリヤフの娘と彼が書いたレポート読み、
どういう思考法でその結果に行きついたのかを話す生徒と教師といった物語。
合間合間に実際にレポートが挟まれてたので小説という感じもしなかった。
・物事をシンプルに考える
・対立は解消できる
・わかったつもりにならず、相手の立場に立って考える
・win-winの関係を目指す
・人はもともと善良である
服などを販売する場合、一度に大量に納品して売れれば都度倉庫から補充するのが当たり前だと思っていたが、
その納品スパンを短くすることで利益につながるという考えはなかった。
パン屋の話も面白かった。 -
まだ消化しきれていない感じ。
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ザ・チョイスの選択肢は2つ。
①現実を恨む
②現実からの贈り物に感謝する
ゴールドラット博士のマインド
⚫︎謙虚でありながら、自信も持て。
⚫︎複雑な方が凄いなんてのは全く間違い。
ex.ネジを釘だと思い込んでしまう
⚫︎どうして、なぜを繰り返すとものごとはシンプルに帰結する。
ニュートンが言う、自然を現実に置き換えられる。
⚫︎ウィンウィンの変化が必ずあると信じて取り組むこと。
⚫︎コンフォートゾーンとは、
人が原因と結果に関して十分な知識を有している領域、また、あるが行動に対してどのような結果が予測されるのか十分な知識を有している領域。
>>まさかのコーチング用語が登場して親しみ! -
ー 父は、障害が三つあると言った。一つ目の障害は、現実が複雑だと考えること。二つ目の障害は、対立は当たり前で仕方のないことだと考えること。この二つの障害が、必要な変化を導き出す邪魔をしているというのだ。複雑そうに見える状況でも、実は常識的な原因と結果のロジックによって、ものごとは左右されているという事実を受け入れることができれば、私でも、もっとすばやく根本的な対立に焦点を絞ることができるようになるのではないだろうか。そう私は思いはじめていた。少なくとも、ある程度の直感や知識が働く自分の得意分野においてはそうに違いない。また、根本的な対立がはっきりとわかったとしても、これまでのように、それを当たり前、仕方のないことと、簡単に片づけるようなことはしないだろう。どの前提が間違っているのか、取り去るべき前提を探そうとするだろう。つまり、私でも、父のような見事な変化をどのように導き出したらいいのか、その方向を見つけ出すことができるようになるかもしれないということなのだ。
そして、三つ目の障害。 なぜ父が、三つ目の障害(人には、他人を責める習性があること)をあそこまで執拗に強調していたのか、その理由もわかった。その障害が克服できなければ、たとえ見事な変化、すばらしいソリューションが目の前に用意されていたとしても、きっと見逃してしまうからだ。何ということだろう。 「読んでも驚くんじゃないぞ」と父に言われたが、まさにそのとおり、すっかり私は驚かされてしまった。自分にどれだけ人を責める習性があって、そしてその習性がどれだけ壊滅的な結果を引き起こし得るのか、あらためて私は驚いていた。 ー
過去4作と比べて、やや精神論的。
対立している利害関係者と調整するのは、現実問題としてそんなに簡単ではない。
ただし、それでも、他人のせいにしては前に進めない、というのは間違いない。
他部署の責任にするのは、だいたいの場合は合っているので、それほど難しくはないわけで、共感も得られるしそれで済んでしまう場合も多い。
ただし、本質的に問題解決したければ、そこを他部署のせいにはせずに突破しなければならない。そこが難しいところなんだよね。
著者プロフィール
エリヤフ・ゴールドラットの作品
