50円のコスト削減と100円の値上げでは、どちらが儲かるか?
- ダイヤモンド社 (2012年10月5日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478016299
感想・レビュー・書評
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前著よりも読みやすかった。
ファミレスを舞台にしたストーリーが、限界利益 人時売上 利益ポテンシャル 他 会計の視点をザックリと掴み易くしている。
参考文献になっているドラッガーの著書にも興味が湧いた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
小説仕立ての管理会計の指南書。貸借対照表や損益計算書を読むだけでなく、そこから何を読み取り、さらにどう経営改善につなげていくか。門外漢のわたしでも理解はできる。ただ作中のセリフの通り、その価値を完全には理解できなかった。会社の会計を手にすることができ、さらに経営に携わっている立場にいる人が読むべき本。
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経営、管理のビジネス書初心者入門編という感じでとても分かりやすかった。
特に、寿司屋のアンコウとフォアグラのどちらが儲かるかというのを例に出した比較は大変面白く、利益ポテンシャル(PP)の重要性も理解できた。
結局本紙のタイトルの答えははっきりとは出されていない。
限界利益で考えるのか、限界利益率で考えるのかで、変わってくる。
在庫回転率を目指すには個数を売らなくてはならない。
そんな単純なことを、数字を分かりやすく使って説明してくれた。
シンプルな式を用いて、自分の会社の全体像を計る方法を教養。
これに当てはめると自分の会社は完全に、限界利益率を上げるのに必死で、回転率を無視しているように思う。
回転率をひもといて、シンプルにしていかなくては未来はない。
とにかく、利益ポテンシャルを計算して、それを集中的に売ること。
これが一番の利益。 -
この手の本にしては、わかりやすくて面白かったです。
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流行の会計解説本(?)。すごく内容は薄いけど物語形式になっていて、分かりやすい!
この本は会計の解説をメインに置いているわけではなく、会計の数値データだけみていては、逆に業績を悪化させてしまうことがあるよということを訴えかけている。
あるあるな駄目なアクションプラン。
結局はお客さんが何を望んでいるかを知り、自分の強みは何か、顧客の求める物をおろそかにせず生産性をあげるようなイノベーションを。
あれ、どこか聞いたことある話だなと思ったら、あとがきにこの本の根底にある考え方はドラッカー理論と書かれていた。。。 -
主人公である女子大生インターンが不振のファミリーレストランを立て直すストーリー。時々見かける気軽な経営戦略(バランススコアカード)本。
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すぐ読める
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著者お得意の小説仕立て。
内容的には管理会計(+ドラッカー&バランススコアカード)と言った感じ。
BSCに付いては概略だけですが。
管理会計のイメージを掴むには良い本です。 -
儲けとは?儲かっている状態とは?物語にしてあってわかりやすい。
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安直に「こうすればいい」というよりも、視点を変える、真逆の事を考えていくうちにかえってそれが最善の方法だったりする。
こっちがいい、と決め付けるよりもこういう方法もあるという考え方を磨くための本だなと思う。