- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478027097
作品紹介・あらすじ
オンライン学習サービス「schoo」で大人気だった授業をもとに全文書き下ろした、これからの時代必須の新しいスキル「強い文章」の教科書。特別付録・How to say(どう伝えるか)の型厳選36、思わず買いたくなるセールス文章7つの型、「心を動かす文章」7つの型。
感想・レビュー・書評
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1. キャッチコピーを考える機会が増えてきたので、自分のレベルアップのために読みました。
2. 強い文章とは、相手の心を動かし、行動へつなげる文章です。そのためには、あいまいな表現ではなく、言い切ったり、疑問を投げかけたりし、「自分事」に捉えてもらう必要があります。そうするために本書では、演習問題をやりながら読み進めていくことで、強い文章を作るためのきっかけづくりになります。著者自身が研修を行った際、実際に得た回答を紹介しており、自分では想像できない文章を見ることができるので、楽しく学ぶことができます。
3.なぜ自分の文章が弱いのか?ということについて考えたところ、本気が伝わらないのだと感じました。本気で話すときは、自分は明確でシンプルな言葉を使うことが多いです。変に難しい言葉を使って、自分出来ますアピールをしてくる人はただのかまってちゃんでしかなく、本気で取り組む気がないように思われることが多いです。伝えるための技法は本書を読めば十分だと思いました。ただ、それよりも大切なことは、自分の言葉がシンプルであるかどうか、本気が伝わるかどうかをしっかり見定めることが今後の課題だと思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「文章の掴み、に関する本です。タイトルとか書き出しとか、キャッチコピーとか。どうすればその先を読ませることができるか、みたいな」
そう言って、葉月は読み終えたばかりの本を、蛹に差し出した。
「目新しいものは無いように思うけれど」
蛹は仕事柄、文章を書く機会は多いのだろう。それゆえに、似たような本をどこかで読んだということらしい。
葉月は頷く。
「確かに、どっかで聞いたような話ばかりではありますね。でも、そういう、あちこちで見聞きしたような話でも、箇条書きで簡潔にまとまっていると使いやすいですし、具体例が豊富なのも便利かと」
「確かにそうかも」
蛹はそう言うと、最後まで軽く目を通し、それから、改めて最初から読み始めた。
「でも思うんだけどさ、結局のところ、他人が書いた文章なんて、誰だって読みたくないんだよね」
「だからこういう本が必要とされるんでしょうね。ぱっと見て、思わず読みたくなる文章、みたいな。中身よりもインパクトっていうか」
蛹は僅かに笑い、そして、言う。
「これはこれでいいんだけどさ、もうちょっとこう、読み手を啓蒙する系の本があってもいい気もするんだ。書き手にばかり寄ってないで」
「100倍感動できる読書法、とか、大事なことを見落とさない読書法、とか?」
「……言われてみれば、なんていうか、滑稽だね」
それはそれとして暫く借りるよ、と。
そう言って、蛹は栞を挟み、本を閉じた。 -
「文章は短ければ短いほど読んでもらえる」そんな思い込みを覆した本書。具体例を挙げて解説してくれるのでとてもわかりやすい。
本書は熱伝導率の高い伝え方を示してくれるが、勿論、伝えたい中身が良いのが大前提。微妙な気持ちになる早口広告動画やなんか見てくれのいい写真ばっかりの広告ページみたいにならんよう…
■メモ
1限目 自分ごとにしてもらう
・ファクト<(一般的な)メリット<(自分にとっての)ベネフィット の順で訴えかけ力が強くなる
・インサイト(相手の気持ち)を想像する
2限目 相手をゆさぶる
・見出しは…具体的で、「おっ?」と興味をそそる
・リズムや語呂を
3限目 相手の心をつかむ
・ターゲットをぐっとしぼる(ように見せかける)
・問いかける、言い切る、数字を使う、真剣さを見せる
4限目 仕事は「言葉」で決まる
・アリストテレスのロゴス(論理)、パトス(情熱)、エトス(信頼)
・企画書の序破急
5限目 より深い共感を与える
・ストーリーを伝える -
人の心を動かす強い文章を書きたい。そのためには、どうしたらよいか。具体事例をもとに、わかりやすく説明されていた。
これをもとに、実際に文章を書いてみるのがすごく大事だと思う。
印象に残ったこと
・ファクト=事実。伝えたいポイント。
メリット=ファクトから得られる一般的によいこと。
ベネフィット=ファクトから得られる受けてのハッピー。
文章で1番大切なのは、相手のハッピー。
・受け手に、自分と関係があると思ってもらうこと。まずは、タイトル、見出しで相手の心を掴む。
1ターゲットを絞る。2問いかけ3言い切り4具体的な数字5心からお願い
・ストーリーを入れる。何かが欠落している主人公が、目標に向かって、数多くの障害を乗り越えていく
・文章は、自分の視点でなく、相手の視点になって書こう。
セールス文章の方法
・お悩み問いかけ法
・未来のハッピー提示法 -
「伝え方が9割」とパックンの「ツカむ!話術」を足して二乗したような本。
つまり良書ということです。
ここにもアリストテレスの三原則ロゴス・パトス・エトスが。
スピーチでも文章でも相手を動かす力の強度は、ロゴス(論理)×パトス(情熱)×エトス(信頼)の乗算で導かれる。
わが県、わが県のみならずアアアア~、高齢化社会ィィアハアアア~
って言ってた号泣会見の県議は、
ロゴス0×パトス(のようなもの)100×信頼0だから、イコール強度0。
やっぱり3要素バランスとれてないと伝わらないのである。
が、相手を笑わせる力は満点。 -
文章の型はどうでも良くて、いかに相手のインサイト突けるかよなあ
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何となく言葉を使っていた私には、面白い本。
会社でも、多くの人に発信する役割にあるため、もっと意識して考えなければ。
自分だけだと、どうしても文章や言葉はクセがあるしワンパターンになりがち。早速実践してみようと思う! -
以下で書評を書いています。
<a href=\"http://blog.yhasegawa.biz/archives/2015/10/03154635.php\" target=\"_blank\">http://blog.yhasegawa.biz/archives/2015/10/03154635.php</a> -
就活生のエントリーシートの作成には良いかも
知っておいて損はない。 -
ファクト、メリット、ベネフィット
ベネフィットを軸に訴求する
ベネフィットはインサイト(本音)を読み取らなければわからない
抽象的な表現はしない
丁寧→全ての工程を手作業で仕上げた
迅速な→当日中に必ずお返事
名詞に関係ない動詞をくっつけてみる
仕事を読む
仕事を遊ぶ
仕事をデザインする
言い切る
問いかける
具体的な数値を挙げる
利用者に語ってもらう
一般の常識と反対のことを言う