- Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478029046
感想・レビュー・書評
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時間があれば
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図書館で借りた。まぁ過去から学ぶ点は多い
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古代ギリシャの争いから湾岸戦争まで、勝者の勝因や敗者の敗因までを分析。日本では元寇や戦国時代の信長、秀吉、家康を取り上げています。
失敗の本質など良書もありますが、各時代や世界など広範囲に渡って書かれているのは斬新です。改めて納得したのは、太平洋戦争の手段ではなく目的を明確にすること。頼朝のナンバーワンになるためには、まず弱者を攻撃する。ナポレオンのより早く始めて動きながら機会を見つけたものが勝つあたりでしょうか。 -
星3つです。戦争や戦から読み解くビジネス戦略を実例をあげて紹介してくれます。なるほど!と納得できる話と、少し強引だなぁと思う話とありました。タイトル通り歴史好きでビジネス戦略に興味がある方におすすめですね。
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古今東西の戦争を現代のビジネスシーンで応用することを記述した一冊。
豊富な歴史や昨今のビジネスシーンの引き出しの多さは認めるし、読み物としては面白いけど、実際にビジネスシーンで応用できるかは? -
戦史物の概覧として読む分にはよいだろうが、戦史を現代の企業戦略に結びつける事に無理があるというか強引過ぎるを通り越して意味不明になっている。
・信長の拠点移動→事業ドメインの変更
・小牧長久手後の家康陣営の切り崩し→SCMの分断
・関が原→学習する力
等々
そもそも著者の戦史への認識が不十分であり、結果、内容全体がいい加減になっているような。
「失敗の本質」の2匹目のドジョウを狙ったのだろうが、ちょっと厳しかったかな。 -
過去の戦争を例にとり、戦争における戦略と現代企業のビジネス戦略との共通項を書いている。
戦争なので、戦略というか戦術に近い感じもするが。
いろいろな戦略の成功例が挙げられているが、成功の秘訣は突き詰めれば以下の視点が必要なのだと思う。
・自分の強み・弱みを知る(弱みは強みにもなる点も含め)
・自分の強みをどう生かすかを考える
・敵や自分の置かれている状況を正しく把握する。
・アイデア(奇策)
すごいと思ったのは、現代のよう情報があふれていない時代に、時の戦略化は限られた情報で適切な判断が下せたということ。
逆に、現代は情報があり過ぎるが故に判断に迷うところがあるのかもしれない。 -
【仕事】戦略は歴史から学べ /鈴木 博毅/ 20160907(112/538)<312/53707>
◆きっかけ
・車内広告
◆感想
・いかにもコンサルが好きそうなタイトルだし、それに惹かれたのは事実だが、事例が多すぎて中身が薄い感が。どの歴史も結局戦争を扱っており、これをビジネスにいちいち結びつけるのは少々強引な感が。
・共感したのは、「強みがあっても、活かせる状況がないと何も意味がない」ということ。それは確かに、戦争でもビジネスでも、生き方でも当てはまることだと思う。
◆引用
・歴史とは生死をかけて編み上げられた勝利の法則集である。
・強み x 最大限活用できる状況 = 勝利
・成功は戦闘そのものではなく、機会を上手につかむことにある(ガリア戦記)
(今の情報による流れはどこに行きつくのか、最終的にどんな展開と結末になるのか。機械をうまくつかむためいは、流れに先回りして、勝利を待ち構えることが不可欠)
・戦える領域を選んで戦いに負けない(北条時宗、元寇)=市場差別化戦略
・最速で学び反映できる者が最後は生き延びる(徳川家康、関ヶ原の戦い)=学習優位戦略。不確実で安定しない時代には、競争優位ではなく、学習優位こそが武器。
・情報の正しさと新しさが戦略の質を左右する(林則徐、阿片戦争)=情報活用戦略
・ペストプラクティス=戦史や戦略・戦術論のなかで優れたものを広くさがし、エッセンスの吸収と共に最善の実践を追及する
・優位性のない棲み分けはいずれ消耗戦になる(エーリッヒ・ファルケンファイン、第一次世界大戦、西部戦線)=棲み分け戦略
・目的を上手く概念化することで、古い手段を効果的に棄却できる。
・経験則で物事を判断すると既成概念に進化を拒まれることがある。それを回避するために、ゼロベースであらゆる選択肢を考えるべき。
・JTBDーThings To Be Doneという概念。例) 薬を投与する 旧:錠剤と注射、新:皮膚用パッチ
・差別化戦略ー相手と違うところで競う ⇄ ニッチ戦略 競争しない戦略
・ 各戦争から、歴史が勝敗を決める鍵は四つに要素がある
ー局所優位を生み出す力(限定的な強み)
ー強みの活用法、運用法(ノウハウ)
ー外界の翻訳力(問題を再定義して機会を見つけ、組織を動かす)
ー探索力を増強する目標(新たな情報や知恵を取り込む力) -
歴史上の戦争において有効であった戦略を抽出、それと同様の戦略を実行して成功を収めている企業の戦略について論じようとしている著。
歴史は好きなのでさらっと読む分にはいいのだが、、内容が浅い。。