速さは全てを解決する---『ゼロ秒思考』の仕事術

著者 :
  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478029787

感想・レビュー・書評

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  • 速さが仕事に置いては大事ということ。そのための方法論など書かれている、まあまあ参考になった

  • 仕事を速くするためのTIPS集のような本です。目新しいことはそれほどありません。著者のやり方の中から自分に合って実践できることを見つければいいと思います。

    大切な考え方は、「仕事を速くするための努力・工夫に時間をかける」、ということです。

    良かった点
    1. 情報収集に英語を使う
    2. 最も有益な相談相手の選び方
    自分と同じ年齢、5年上、10年上、5年下でそれぞれ最低2人、何でも相談できる相手を見つけておくと、情報収集力、現場感、判断力が大いに強化され、視点も格段に広がる。
    3. 進んで講演・発表をすることで情報が集まる
    4. パワポの色々なショートカットコマンドを覚える
    5. 変換辞書によく使う単語を徹底的に登録する

  • ・A4メモ:1枚1分、1日10枚
    ・仮説思考
    ・ゼロベース思考:徹底的に考え抜く、なぜで深堀り
    ・フレームワーク(A4、毎日6個)
    ・毎朝、毎晩30分、自宅で情報収集
    ・24インチのディスプレイ―、PCを同一ノートで統一
    ・Googleアラート:日英、すべての結果
    ・メルマガ:ダイヤモンド・オンラインメールマガジン、週刊BPnetメール、ITproメール、日経テクノロジーオンライン通信など10個程度、有料は2つ
    ・Facebook:記事投稿、シェア。メールよりはFacebookメッセージで。友達が100名以上、数百名。勉強会、交流会、セミナーに参加し、1年で100-200名程度。
    ・Twitter;自分の関心分野などをプロファイル検索し、フォロー(twpro.jp)。100名程度フォロー
    ・Chrome:検索結果のページあたり表示を100にする。結果ウィンドウで新しいウィンドウで開く(Ctrl+Wで閉じる)
    ・海外のカンファランス:SXSW、TechCrunch DISRUPT、cleantecdh forum
    ・勉強会、セミナー:月1~2回。懇親会参加。その日のうちにお礼・挨拶メール(簡単な自己紹介と共通の関心事へのコメント)。夕食に誘う。最大2時間半。記録(どうゆう機会で誰と会い、輪が広がるか)。勉強会・セミナーフォルダ
    ・相談相手:各年代でそれぞれ6、7名。半年か1年に1回会って、最新状況を説明、数か月に一度はメールで相談。
    ・講演・発表する:ブログで20-30記事。週1、2回。Facebookページかグループでブログをそことtwitterに
    ・英語:アリーmy Love1巻だけ。日本語字幕、英語字幕、字幕なし。ポッドキャストでオバマ大統領、youtubeでカンファレンス講演録。シャドウイング。ペーパーバックをを10冊。英文記事毎日5,6本。話す短文数百。
    ・最善最速仕事:メモを30-40枚書く。4~6行、各20-30字。関係あるものを並べる。目次作成。各章の内容をメモ書きする。パワポ(目次、各ページのタイトル、一部は本文)。何度も見直す。熟成
    ・パワーポイント:コマンドをリストアップ。パワーポイント例フォルダ。SHIFT+Alt+上、下
    ・ブラインドタッチ、ショートカットキー
    ・再利用可能ファイルは専用フォルダに。Gmailに送信し、保存する。
    ・会議時間は半分に。ホワイトボードはリーダーが書く。意見の整理。写真で議事録
    ・メールはすぐ返信。Thundebird(個別メールをフォルダに保存できる)
    ・単語登録200-300。あ:赤羽雄二、じ:@gmail.com、おは:おはようございます、ども、あんと、けか:経営会議、たなに:田中さん、新崎さん、にか:(日)、あかあ:akaba@....com、すあ:SABCproject@...com(メーリングリスト)
    ・メール保存。名称変更:14-12-01(山田さん)インタビュー結果報告、日付:15-04-01でファイル名の最初
    ・メーリングリスト
    ・合意した内容を書面で

  • スピードを上げるための8原則
    1.まず全体像を描く
    上司にブレがないことを確認してから実作業に入る。
    2.丁寧にやり過ぎない
    3.仕事のツボを押さえる
    4.好循環をつくる
    5.工夫のしかたを工夫する
    6.前倒しする
    前倒しのためのポイントは以下。
    仕事の全体像をまず押さえる。
    無駄な仕事、不要不急の仕事を切る。他の人に頼める仕事は依頼して切り離す。
    自分でなければできない仕事に集中して、まずそれを片付ける。
    最終的にはできることは全部前倒しする。
    7.一歩先んじる。
    半歩でもよいので、少し前を歩くようにする。
    8.二度手間を全力で避ける。
    そのためには全体像をつかむことに重点を置く。
    いい組織、上司ほど悪い情報を共有し、問題の未然防止と迅速な対応をする。

    思考のスピードを上げる具体的な方法とした、メモ書きを進めている。
    気がかりなことを頭に浮かぶたびに全てメモに吐き出す。
    仮説思考を大切にする。仮説を立て、検証しながら進む。
    自分の頭でまず考えて、手始めに周囲に確認する。
    ゼロベース思考に取り組む。
    本来どうあるべきかを前例や現状にとらわれず、徹底的に考える。
    深掘りで真実を探求する。それには納得するまで何故を繰り返し、根本から疑い続ける。

    朝晩30分ずつ情報収集にあてる。但し、必ず時間を区切る。
    通勤時間は英語学習か読書にあてる。
    アウトプットをイメージしてから資料を作る。この方法は資料を作る時も依頼する時も有効。
    具体的な事例があり参考になる。

  • 上海出張中に読了。長期滞在で仕事が忙しく、仕事を早く終わらせられたらと思いKindleで購入


    A4の紙に1分と決めて考えを書き付ける、というゼロ秒思考の仕事術に加え、早く仕事を終わらせる、着手する事での時間優位について述べている

  • ゼロ秒思考の続編的な内容。作業の効率化の一段上の改善手法を解説している。リーダー層からマネジメントまで課題意識を持っている人には効きそう。

  • スタンフォード出身でマッキンゼー勤務経験がある経営コンサルタントによる、仕事の仕方に関するノウハウ本。ビジネスマンとして役に立つ仕事のノウハウを細かく伝えている。共感できることが多く、面白く読み進められた。
    「(低い生産性)調整のための会議、共有のための会議、それに伴う書類作成、作成した書類を発表するための会議、会議の前の根回し、根回しの前の準備ミーティング等、加速度的にお金を生むとは限らない時間が増えていく」p5
    「上司がいる場合は、自分で全体像を考え、上司にブレがないことを確認して見定めてから、実際の作業に入る」p43
    「仕事を速くするには、丁寧にやり過ぎてはいけない。丁寧なことはもちろんいいが、やり過ぎないという点が重要だ」p45
    「自分から好循環を作り出そうとあまりしない方がいい。好循環というのはいろいろ種を蒔いておけば、自然に始まるものだ。どの種が特に好循環に貢献するかは、その時になってみないとわからない」p53
    「その日のうちにやらなくてよいことはやらないという哲学を持ち、実践している人もいるとは思うが、成長したい人には私はお勧めしない」p59
    「日本人は常に遅れをとっている。遅れをとっているというレベルではなく、完全に仲間はずれになっていると言ってもいい。誰も積極的に仲間はずれにしているわけではないのだが、輪に入れないので結果的に仲間にはなれない。世界中どこのカンファレンス、イベントへ行っても、日本人は心細そうに固まっている。会場で質問することはまずない。これを根本的に変えないと、情報収集のスタート地点に立てない」p152

  • 生産性の本を読んだので、具体的な実践を期待して購入。ゼロ秒思考の続編だったらしく毎日のA4書きについて推奨されていた。他辞書登録の活用などのテクニックも紹介されて参考になった。書くことを実践して効果を試してみたい。

  • オーディオブックにて視聴。
    元マッキンゼーなそれなりに上の年代の方のライフハックという印象。日本の色んな会社の現場を回ったからだろう、ブラインドタッチをマスターしろ、ショートカットをマスターしろといった結構な初歩テクニックから紹介されている。

    今時のデジタルネイティブには物足りないかもしれないし、ライフハック本を数冊読んだことがある人は目新しいネタを仕入れるのは難しいだろう。そういう人は「ゼロ秒思考」だけ読めば十分だろう。

    拙速は賛否あるとして、同じクオリティなら速いにこしたことはない。速くする小さな工夫を積み重ねて大きな成果につなげていくというのは、実にライフハック的アプローチだと思う。

  • 衝撃を受けた0秒思考の著者の本なので読みました。
    ややネタ切れ感があるが、逆に細かいところが見れて参考に。

    ・生産性の低さは、決定しない部門長、部門間の調整大、膨大な書類
    ・全体像を描く
    ・全てに疑い続ける、相手がめんどくさいと思っても聞く
    ・グーグル表示は50−100に
    ・ありーmyloveが英語にいいらしい
    ・shift ALT 上を使ってみる
    ・再利用ファイルは残す
    ・ファイル名変更はF2を使う

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著者プロフィール

1978年、東京大学工学部卒業後、小松製作所でダンプトラックの設計・開発に携わる。 スタンフォード大学大学院に留学し、機械工学修士、修士上級課程を修了。1986年、マッキンゼーに入社。経営戦略の立案と実行支援、新組織の設計と導入、マーケティング、新事業立ち上げなど多数のプロジェクトをリード。 ソウルオフィスをゼロから立ち上げ、120名強に成長させる原動力となる。 2002年、「ブレークスルーパートナーズ株式会社を共同創業。 大企業の経営改革、経営人材育成、新事業創出、も積極的に取り組んでいる。

「2017年 『最速のリーダー 最少の時間で最大の成果を上げる 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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