戦略読書

著者 : 三谷宏治
  • ダイヤモンド社 (2015年12月18日発売)
3.75
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  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478065693

作品紹介・あらすじ

私たちは読んだ本でできている-。ビジネス、SF、科学、歴史、マンガ、心理、哲学…他「何を」「いつ」「どう」読むかを戦略的に変えてコモディティ化しない自分をつくる「読み方」大全。

戦略読書の感想・レビュー・書評

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  • 来年、新卒1年目の自分としては、大学4年のこの時期に出会って良かった本。

    漠然と、来年からの社会人としての準備をしようとビジネス書を読んだりしてたけれど、「どういう本を、どんな目的で、どんな読み方をして読めばいいか」という点について全然考えていなかった。

    その意識を変えてくれただけでも、この本を読んで良かったと思います。

    ただ、半分くらいは著者が好きな本をこれでもかってくらいオススメする内容で、本の大事な点を要約してみるとページ数の割に、情報量が少ないです。もう少し値段安くして、100ページくらい省略したほうが売れる気がしました。

  • みんなが読む本を読んでいたら、考え方もみんなと同じようになる。だから、みんなと差別化を図るために選書も読み方にも戦略が必要だということが400ページを超す分厚い本に著者の読書遍歴や本への愛着を交えながら熱く語られた、いわゆる本好きには、たまらなく嬉しくなる本です。

  • 「読書ポートフォリオ」なる概念を提唱する読書術の本。書店で立ち読みして、ああ読んでみたい、でもサイズがでかいしマンガとか興味ないし最近こういう本いっぱいあって粗製乱造気味だし、と逡巡したあげく電子書籍版で読むことにしました。

    「読書ポートフォリオ」とは、読むべき本を①ビジネス基礎、②ビジネス応用、③非ビジネス基礎、④非ビジネス新奇、という4つの象限に区分けして、これを自分のキャリアの位置づけに応じて比重を変えて管理するというもの。

    試しにわたしが今月読んだ16冊の本をこの区分に従って分けてみると、①ビジネス基礎:0冊、②ビジネス応用:5冊、③非ビジネス基礎:10冊、④非ビジネス新奇:1冊、という結果になりました。予想通りといえば予想通り、仕事とは無関係な本、しかも自分が知っている分野を掘り下げるような本ばかり選んでいるということです。

    著者は「ビジネス基礎」をある程度読んだ読者には"ビジネス書を1冊読もうと思ったなら、同時に1冊、非ビジネス系の本を探しましょう。買うとき・借りるときは、いつも2冊同時です"とアドバイスしています。わたしはビジネス系が手薄なので方向性は逆ですが、やはりこの1対1方式を導入すべきでしょう。

    趣味である読書に「効率」なんて求めてどうする、速読なんて美食家に早食い競争させるようなものだ、というのがわたしの持論です。それは変わりません。でも読む本が偏るというのは望ましい姿ではないとも思いますので、本書の指摘はすんなり腑に落ちました。類書と比べて押しつけがましい感じもなく、良い本です。

  • 沢山本を読んでいて発想力豊かな三谷さんの、読書戦略及び、具体的な選定方法や読み方、そしておすすめの本の書評などがあるだけで、十分価値のある本だと思います。

  • 本屋にあふれるビジネス本でコモディティ化しないために読書にもポートフォリオを。といいつつ、中身はとてもありきたり。ビジネス本ゴロの作者が、ビジネス本に飽きつつある人たちに、新たな売りつけ方を考えた、という感じ。具体的な本も、まったく新しい本と出会えと言いながら、かなり偏りがある、SFか、自分の職業柄のコーチング的なものばかり、いい感じの想定とタイトルにだまされたかも。成熟市場で新たにモノを売る手法としては勉強になるかも…。

  • 本の読み方の本。古典~小説まで必読書を羅列。
    筆者の言葉を借りれば、何を薦めているか、「粗読」みすればよい書籍。

  • 著者によると私たちの精神や思考は読んだ本で出来ているということです。
    著者自身の精神と思考を公開するという意味もあるのでしょうか、
    巻頭ページのカラー写真には著者の自宅の写真が掲載されています。

    書斎は壁一面の本棚に蔵書がずらりと並んでいます。
    漫画部屋の中ではハンモックが吊ってあり
    優雅にマンガを読んだりしています。
    その他家中に本が置いてあります。
    しかし乱雑な感じは全くありません。
    とてもよく整理されています。
    かなりうらやましい家です。
    本棚がその人を表すというのなら
    とても豊かで鋭い思考をお持ちの方なのだろうと推測できる写真です。

    著者は経営コンサルタントなどをしてきた方です。
    よっていかにビジネス社会でとんがったオリジナルな人材になれるか?
    という視点で読書の効用を研究してきたようです。

    その研究結果がこの本のタイトル「戦略読書」だということです。
    《読書生産性=読書から得るもの(リターン)÷かかった時間や手間(コスト)》
    そして読書は生きて行くための武器だとはっきりと定義しています。
    そこまではっきりしてもらえるとスッキリしますね。

    面白いなと思ったのが「読書ポートフォリオ」という考え方です。
    あらゆる本を4つのタイプにわけます。
    ①ビジネス基礎
    ②ビジネス応用
    ③非ビジネス基礎
    ④非ビジネス新奇
    そして自分のキャリア、年齢などに合わせて
    バランス良く読んでいく、という考え方です。

    本書にはそれぞれのキャリアに応じたモデルケースも掲載されています。
    新社会人なら、①ビジネス基礎を重視、こんな本がおすすめですよーと
    いうような感じですね。

    もうひとつ読書から効率よく情報を得るための5つ視点というのも参考になります。
    視点は5つに分かれます。
    ①反常識 それまでの常識を覆している部分をさがす
    ②数字 数字で表されている部分を探す
    ③対比 過去や他業界との比較をしている部分を探す
    ④一段深く 出典まで読む。関連書籍を探す
    ⑤抽象化 事例を一段だけ抽象化して記憶する
    なるほどこの5点に注目していくだけでも
    ポイントを絞った効率に良い読書が可能になるかもしれません。

    少し本の体裁のためか?情報量が多すぎるためか?
    読み進めづらい感もありました。
    だけど少しずつでも読み進めてみたいなあと思わせる本ですね。
    身近なマンガからSF小説、ビジネス書、古典まで
    あらゆるジャンルを網羅したブックガイドとしても高いレベルの一冊です。

  • 16.1.16
    せっかく本好きなので、今までの偏った読者から何か高められる読み方をしたいなぁ、とこの本を読むことに。
    読書ポートフォリオとして読書の管理、配分、読み方の工夫、読め方による理解と応用。
    趣味としての読書しかしてこなかったのでなかなか実践は難しそうだけど、ひとまずビジネス、非ビジネスを半々で一年間実践してみよう。

  • 限られた時間の中で読みたい本や読むべき本がたくさんある際、どうしたらいいのだろうと本書を手に取りました。技術論ではなくどちらかというと、読む本の選定や時間配分についてが主な内容。
    筆者が社会人になり、他人と同じ本を読んでいたら、同じことを言う自分になってしまったことにショックを受け、読んだ本が思考を形成していることを実感、意識して読むもののポートフォリを組み立てた経験から編み出された理論。ぼんやり疑問に思っても、あまりその部分を強調する読書論はなかったので新しい視点でした。

  • 読書という行為に対して、PPMというフレームワークを適用して、自分のキャリア形成に効く読書法が提案されます。

    大学4年生の時に出会っていたかった本です。

    就職先の決まった大学4年生、社会人1年目の方はまさに戦略読書を進めていく上での一例として挙げられているので、おすすめします。

    また、読書を自分の成長のための活動と位置付ける方にも刺激が得られる内容だと思います。

    内容については…本書のp363〜p.365を読んでみて下さい。
    ここに著者自身がまとめと本書の目的を簡潔に書いてくれています。

    本と、本を読む人への愛が詰まった本です。
    本が好きであることが嬉しくなります。

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