ずるい暗記術―――偏差値30から司法試験に一発合格できた勉強法
- ダイヤモンド社 (2015年9月18日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478067505
作品紹介・あらすじ
今までの勉強法を捨てた瞬間から人生は劇的に変わる!「理解」はいらない!「ノート」もいらない!ラクして覚えられる裏ワザが満載!資格試験、英語、大学受験、入社試験ほかで効果絶大!
感想・レビュー・書評
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勉強に限らず、効率の良い生き方について考えるきっかけになる
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参考書を読む→問題を解く→答えを見る、ではなく
答えを見る→問題を見る→参考書を読む、の順。
勉強は、「ウォーリーを探せ」と同じ。問題を先に見ると、疑問点がわかる。
忘れることを前提に何回も覚える。
長い時間×勉強量、ではなく、短い時間×回数×勉強量
ラクな基礎だけやって、脳にか印鑑を覚えさせる。応用、細かいところはやらない。
暗記は渦巻きのように。何回も繰り返してだんだん大きく広げる。
1、答えだけ見る(論文式の場合。選択式の場合は答えと問題)頭を使わず読むだけ。
2、問題と答えを見る。何回か繰り返す。
3、解説を読む。何回か繰り返す。
10回くらい繰り返したら、薄い問題集をやる。
問題はランクわけする。
毎年出る=A、2~3年に一度=B、めったに出ない=C。
超基礎は++、基礎は+、応用はー、
優先順位は、A+>B++>Aー
毎年出るものが優先。
参考書は答えを知ってから読む。あらかじめ必要なところがわかっている。
ノートはとらない。インプットよりアウトプットを重視。思い出す訓練が勉強。
寝る直前5分がゴールデンタイム。
起きたらすぐに前の晩の続きを行う。
睡眠時間は十分に。
瞑想する。10~20分、無になる。
1週間に一日、新規の勉強をしない日をつくる。
好きなもの、を暗記に結びつける。好きなことをしながら覚える。
問題を見る→答えを思い出す、の訓練。
アウトプットしながらインプット。
思い出すスピードをアップ。10秒かかったらまだ覚えていない証拠。
キーワードを選ぶ。マーカーをつける。
キーワードを中心に、10個の関連するワードを周りに配置する。これが知識の本棚になる。
夜5分、その日にやったことを箇条書きで書き出す。これが復習系のアウトプット。
朝5分、前日の分を思い出す。できればメモを見ないで。2回目の復習系アウトプット。
間隔をあけて、再度思い出す。
翌々日の午前中、4日後の午前中、1週間後の午前中。最長1週間。
これを同時並行で。日曜日は新規学習はしない。
翌週の月曜から。朝はなし、午前中に1の5回目、4の4回目、6の3回目、午後に7のメイン学習、夜に7の1回目。
火曜日は、朝7の2回目、午前中に2の5回目、5の4回目、午後に8のメイン、夜に8の1回目。
水曜日 朝8の2回目、午前3の5回目、6の4回目、7の3回目、午後9のメイン、夜に9の1回目。
木曜日 朝9の2回目、午前4の5回目、8の3回目、午後10のメイン、夜10の1回目。
金曜日 朝10の2回目、午前5の5回目、7の4回目、9の3回目、午後11メイン、夜に11の1回目。
土曜日、朝11の2回目、午前6の5回目、8の4回目、10の3回目、午後12メイン、夜に12の1回目。
日曜日 朝12の2回目、午前9の4回目、11の3回目、メイン、夜はなし。
翌月曜からは、それぞれ6を足したもの。
キーワードをマークしてある参考書、問題集を1ページ1秒程度で見ていく。記憶を思い出す訓練。
誰かと話す。いないときは一人で2役の自分プレゼンテーション。
日常生活で自分で問題を作って答える。
煮詰まったら散歩をする。何も持たずに。内容を思い出す。散歩のときにアウトプットの練習。
勉強のモチベーションアップは、
自分はできない、と認めること。できる喜びが倍増する。できなくてもガッカリしない。
マイナスの状況も、一回りするとポジティブ思考を引き寄せる。
意味のないルールを作らない=時間、量、禁止事項を作らない。
ライバルをイメージする。
自分の行動を記録する(セーブする)=その日やった寮を書く。どれだけやったか、ひと目でわかる。
欲求と素直に向き合い、モチベーションにする。
習慣化したほうが一番ラク。
習慣化は恐怖心から生まれる。
やらなかったらどうなるだろう、と最悪を想像する。ネガティブ感情もプラスに転じる。
机に向かわず、別の場所で勉強する。
TODOリストを作って潰す楽しみを覚える。
朝の復習を終えてから。前の日に作ると過剰になりやすくできないときにがっかりする。
溜まったリストを毎日眺めることは復習にもなる。
具体的な項目、内容を書く。
リストの数は5個程度、勉強3に、その他2.高いハードルにしない。 -
試験では、瞬時に思い出す作業が最重要。
問題は解く必要はない。答えだけを暗記すれば良い。
暗記は、忘れないためにするのではなく、忘れるから必要。繰り返すことによって、忘れる量を上回る情報を頭に入れていけば良い。
繰り返すことで記憶はより深く定着し、間隔を空けるほど、思い出すためにかかる時間は短くなる。
理解することではなく合格することが目標。
努力の方向性をしっかり見極める。
最初から100%を目指さない。基礎をしっかり固めていけば、いつか応用に対応できるようになる。
ステップ1 答えだけを見る、ステップ2 答えと問題を見る(何度か繰り返す)、ステップ3 答えと問題、解説を見る(何度か繰り返し、少しずつじっくり読むようにする)
問題を、頻度と難易度でランク分けする。
寝る直前をピークにして勉強する。起きたらすぐ昨日の続きをする。
暗記は感情(好きなものや得意なもの)と結びつける。
あるキーワードをもとに、10個くらいの単語を連想する。そうして、情報を整理していく。
思い出す練習は、スピードを意識する。
覚えた情報を整理するため、今勉強している内容について他者と話し、言葉で説明する。
環境を変えて勉強をする。場所を移動すると、記憶力や情報の吸収力を高めるシータ波が出る。
参考書は、いきなり読むのではなく、答えを知ってから読む。点から線への知識がつながる。
ノートはとらない。(勉強の記録としてメモを書くのはよい)
自分で問題をつくって自分で解く。身の回りのことやちょっとした疑問から問題をつくってみる。
ラクをしたいという意識を解放する。その意識が効率化につながる。
時間は短く、常に最短距離を意識する。
新しい方法を思いついたら、とりあえず試してみる。
効率的な勉強方法を習慣化する。習慣化するまでは辛抱する。
やりたくない勉強法はやらない。
できることしかしない。できないと嫌になって、やらなくなってしまう。わかる範囲・興味のある範囲から始め、それを続けていくと、だんだんできる範囲が広がっていく。
モチベーションをアップさせるコツは、自分ができないことを認めること。できると思うからこそ、絶望する。
小説や漫画の、できない人が成長していく姿に自分を重ね合わせる。
感情や欲求を原動力にする。カッコつけずに欲求と向き合い、解放する。
誰かに、自分の夢を語る。
ライバルをつくる。イメージする。
無理にルール(時間・量・禁止事項)をつくって我慢しない。我慢ほど続かないものはない。
ネガティブな感情をうまく利用する。悪い結果を回避しようという気持ちが、努力につながる。
満足のいく睡眠時間を確保する。
瞑想をする。
1週間に1日、必ず午後をオフにする。ダラダラと過ごさず、満足感と刺激を得ることをする。
散歩する。環境を変えることで、脳のリフレッシュになる。散歩しながら、勉強の内容を思い出すことで、情報の整理もできる。何も持たない状態で考えることが効果的。
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子供のために借りてみました。著者のご主張に私自身共感できるところもあり、紹介してみました。
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頭が悪く資格取得のための勉強方法が分からず、
本も読めないので読書から始めて一年、
たまたま見つけた本、
やっと本が読める様になってきたので、効率的な勉強方法を知りたくて購入、
「ずるい暗記術」なんて考えた事なかった、
当たり前に参考書の頭から読む事しか知らなかったけど、
こんな方法もあるなんて衝撃をうけた、
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受験向けの勉強法
答えを先に見て暗記する
基礎問題6割と応用問題3割に集中し、難しい1割の問題は解かない。
暗記のためには回数をこなす。
ノートの作成など時間のかかることをしない。 -
【国家試験に合格する】
1.答え→問題→参考書な順に見る。
過去問が基本で、過去問に出ていない知識は出題されないと開き直ろう。
2.「まず合格。受かったあとで苦労すればいい」とは本音だろう。受験の苦労と実務の苦労は別物だ。
3.問題は解く必要はない、答えだけを暗記すれば良い。ましてキレイにノートに書き写すなんて無駄な時間。
一般的な勉強法に捉われるか、最短で合格するかは、受験者自身が決めれば良い。