考える練習帳

著者 :
  • ダイヤモンド社
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感想 : 64
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478100974

感想・レビュー・書評

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  • ■著者が扱っているメインテーマ 考える上での思考回路とは?

    ■筆者が最も伝えたかったメッセージ 知識や常識に捕らわれず、自由に発送する視点を持つ。

    ■学んだことは何か 思考停止に陥らないために、無知の知、問う、自責、アナロジー思考を持つことを意識。 そのために、目に見えるものや常識、ルールは疑ってかかる。

  • 良書。「考える」とはこういうことなのか~というのがわかりやすく書かれている。全部は消化しきれていないけれど、まずはwhyから始めてみようと思う。そしてこの本が理屈だけでないと思うの最終章。ほんとに色々考えさせられた。

  • この本を読んでから考える力がつきました。
    もちろん、行動ありきですが、ただ深掘りする意識をするだけで全然違います。

    これと一緒にアイデアに関する本を読んでみると尚いいんですけど、あの人はなんで怒っているんだろう…あの人がいつも元気なのはなんでなんだろう…聞いてみようかなとか

    自然と次のアクションの道筋も見えてくるので「思考癖」はホントにおすすめです。

    だいぶ前に読んだものなんでもう売っちゃいましたけど、また出会えたら読み返したくなる1冊です。

  • 考えることはどういうことなのかを知ることができます。
    考えている人にだけ見える世界が私は共感できて嬉しかったです。
    他人を考えさせるためには具体と抽象の交互が必要である。人を成長させるために使える術であると思いました。
    考える力の使い所を学ぶことでどんな人ともうまくやれる気がします。
    考える力は最強だ!!

  • 考えることは楽しい。
    だけどタイミングによって考える方法は異なるくらいでちょうどいい。

  • テレビやネットで見聞きしたことをあたかも自分の意見のように語ってないか。「具体性」「エビデンス」と言った言葉を崇拝していないか。本書の練習問題を解いてみるとよく分かる。但し、後半にもあるように、思考する人が必ずしも幸せとは限らないため、読みたくない人は読まなくてもよいと思う。

  • 「無知の知」の件は、納得できて面白かった。
    その後は、同じような内容を、言葉を変えてダラダラ説明されているようで、正直、途中から飽きてきた。
    内容的には納得できるんけど。
    第7章 「考える」ことの使用上の注意まできて、また面白くなってきたので、やっと読みやすくなった、かな。

  • 【物事の領域には3つある】
    ①知っていること
    ②知らないこと
    ③知らないことすら知らないこと
    この領域を如何に広げていくか

    ①は問題も答えも知っている
    ②は問題はあるが答えがない
    ③は問題すら見えていない

    考えることで③が②に変わる。
    つまり問題意識を持つということ。

    【どうやって考えを広げるか?】
    AとBをつなぐ
    ①原因と結果をつなぐ(因果関係)
    ②部分と全体をつなぐ(全体俯瞰)
    ③手段と目的をつなぐ(手段と目的の関係)
    ④現在と未来をつなぐ(未来予測)
    ⑤現在と過去をつなぐ(因果関係)
    ⑥具体と抽象をつなぐ(具体化と抽象化)
    ⑦主観と客観をつなぐ(メタ認知)
    ⑧自分の世界と相手の世界をつなぐ(他者の視点で考える)

    Aが知識や経験で見える領域
    Bが考えることで見えてくる領域

    【考え方】
    具体と抽象を行き来する。
    部分と全体を行き来する。
    2つは次元が違う為、どちらか一方だけだと飛躍はない。
    例えば具体から抽象に行くと応用可能なレベルになり、他の分野で具体化することができる。
    具体→抽象→具体

    思考を飛躍することが可能となる。


    なんとなく生活し、なんとなく悩み、なんとなく考えているような錯覚に陥っていた。そんなところから脱する近道を教えられたと思う。

  • 今どき考えずにやっている人なんているんだろうか。読むのに時間を取る必要のある情報が私にはあまりなかった。これを読ませたい人も(本を読むということをしてくれそうな人の中には)思いつけない。
    わたしは疲れているかもしれない。気を付けよう。

  • これは、とてもためになる本。もう一度しっかりと読み、要点をノートに整理したい。

    いい本人巡り合ったよ。

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著者プロフィール

細谷功(ほそや・いさお):1964年生まれ。ビジネスコンサルタント、著述家。問題発見・解決や思考力に関する講演や研修を国内外で実施。『仕事に生かす地頭力』(ちくま文庫)、『地頭力を鍛える』『アナロジー思考』(共に東洋経済新報社)、『具体と抽象』(dZERO)、『思考力の地図』(KADOKAWA)等著書多数。

「2023年 『やわらかい頭の作り方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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