自分の時間を取り戻そう―――ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方

著者 :
  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478101551

感想・レビュー・書評

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  • 図書館で借りた
    生産性を上げるのが大事
    必要なのは「今までより長い時間勉強すること」ではなく、「今までと同じ時間しか勉強していないのに、今までより高い成績がとれる勉強法を見つけること」です。
    これ、大事な考え方だなと思う。効率の良い勉強ができる

  • 17.1.6
    新聞広告

  • 生産性(活動に投入する希少資源と得られる成果の比率)を上げるべきという主張
    背景として、現代で一番希少な資源は時間だという認識がある

    生産性を上げるためには、
    時間がかかっているがやらなくても済むことをやらないようにする
    金銭が希少資源でないならば金で解決する(外注化)
    資源投入量に見合った成果の向上が得られなくなった段階で資源の追加投入をやめる(ダラダラ続けない)

  • 本書の主張は、「仕事やら家事やら、生活のあらゆる面で生産性を高め、自分の時間を取り戻そう」というその一点に集約されます。まさに「働き方改革」向きの一冊。
    忙しい、忙しい、と仕事や家事に追われる現代人。いかにもという典型的な4人の例を示し、それぞれの悩みや疑問、反論に答えるという形式で生産性を高めることの重要性を説いていきます。仕事や家事のやり方を見直し生産性を高めることで、充実した人生を送れますよ、ということです。では、どうやったら生産性をどうやったら高められるか?それについても具体的に教えてくれます。
    お金だけでなく、人生に有限な”時間”も考慮に入れて合理的に生きていかないと、変化の激しいこれからの時代生き残るのは難しいですよ、ということでしょうか。ベーシックインカムについても率直な意見が論じられていてなかなか興味深い。
    人間の本質とか幸福、働くこと自体の人生への寄与などへの考察はなく、生産性の低い人は働かずベーシックインカムで休んでおいてください、みたいな社会が成立するのかどうか疑問だが、「働き方改革」の叫ばれる昨今、毎日毎日忙しすぎて時間が無い、成果が上がらん、という場合は本書を読んでみるのをお薦めします。

  • とても参考になった。定期的に読み直さなければならないと思う。

  • 生産性を上げることで、豊かな生活を目指す本。

    目の前にある、やるべき事の生産性を上げて、好きなことに使う時間を増やしたい!

    この本を読んで、時間に対する考え方が変わった✨
    お金のように、時間ももっと可視化して
    時間が足りないことを確認し、いかに効率よく作業を終えるか考えて生活していきたい

  • これからの時代生産性を高めなければいずれ容赦なく淘汰されていくと思わされた。また高めるためにはインプットを減らすというのは参考になった。

  • 効率と生産力をあげる!

  • この本を読んでよかったことは、「生産性を上げることだけを考えていても幸福にはなれない」という実感を持ったこと。やや、生産性さえあげれば全てうまくいくというような論調には同意しかねる。もっと大切なのは、自分がどうやったらハッピーを感じるのかという基準や対象の発見である。投資したい対象を見つけられないまま、可処分時間を増やしても、好きでもない仕事を行う時間が増えるだけなのだ。早く、自分が投資したいことを見つける努力がある。ただ、そのためには結局、非生産的なことーいろんな取り組みや活動に力を入れてやってみることが大切なのだが。

    読みながら、勝間氏の「断る力」が想起された。生産性をあげるような時間再配分を行うには、必ず、「辞める・止める・断る」のプロセスが必要になるに違いない。これも非常に重要であり、簡単ではない。

  • 目から鱗でした!

    恥ずかしながら30歳になってなお
    自分の仕事の生産性をあげようと本気で意識して取り組んだことはありませんでした。

    でもいまの職場になり
    仕事量や出張が増えて仕事だけの生活になり
    本当にこのままでいいのか?と疑問を持つように。

    移動時間が長いからしょうがないと
    自分に言い訳していましたが、本気で見直します。

    そして自分が本当にしたいことに時間を使えるように。

    まずは生産性が悪いことを受け入れ
    何に時間がかかっているのかを分析して試行錯誤することから始めたいと思う。

  • 自分の時間、プライベートだけでなく、仕事でも、費用対効果、時間対効果などの、「生産性」を上げる方法が詰まった内容。
    なるほど、と納得。
    詳細はメモへ。

  • 何かを行動するときに、時間やお金を有効活用できることか、一歩立ち止まって考えられるようになった。
    無駄にケーキや高いお茶をすることが減ったし(笑)、ある塊の時間を可能な限り生産的に使うようになった。

  • uberやフィンテック、最近出会う言葉が似てきたぞ。笑

  • ①無駄な残業をしない

    ②誰でも出来る仕事をしない

    ③忙しくせずに余裕時間をたくさん設ける

  • 自由を手に入れよう!という内容かと思いきや。生産性の話で目からウロコでした。制限して最大限にしていく、という動きは大事だなと思いました。

  • 今後の社会に必要なのは、生産性である。
    今回もちきりんらしく中身が濃い本で、読み応えがあった。
    また読み返したい。

  • 生産性の考え方が自分の中でとても新鮮で、なおかつ納得感が強くありました。
    ちきりんさんの本はどの本でも面白く、読みやすく、勉強になります。
    好きな作家さんです。

  • 生活や仕事の生産性を上げて、多忙すぎる生活から脱出してほしい、という内容です。

    「これはやらなければいけないことか?」「ほかのやり方はないか?」ということを絶えず自分で考えるようにしようと思います。

    「生産性を上げようと考えたことがない」のは致命的なこと。
    機械やAIに置き換わると圧倒的に生産性が上がる仕事は置き換えられていきます。「時間をかければ終わる仕事」、「残業さえすれば終わる仕事」は人間の仕事としては残らない。
    「やるべきこと」と「やりたいこと」をしっかり見極めないと時間もお金も無駄にします。
    生産性を上げる具体的な方法は、大きくいうと次の2点
    ・まず働く時間を減らす。
    ・全部やる必要はない。最後までやるところは厳選する

    お金の生産性という考え方も参考になりました。
    生産性という観点から見ると、お金に関して問題なのは無駄遣いが多いことではなく、「最近の有効なお金の使い方トップ3」の表がすぐに埋まらないことです。貴重な資源をなにに使うのがもっとも生産性が高いのか、それがわかっていないと、お金の生産性を上げることはできません。

  • ちきりんの新刊。
    時間が足りなくて困っているなら、生産性を上げればいいじゃないか。という提案。
    生産性をいかにあげるかという方法の視点も述べられている。

    自分にとって、どこが譲れなくて、どこにこだわりを持っていないのかを見極めるという意味ですごく役にたつ本だった。

    ちきりんの考え方は、「ものを大切にする」「手仕事を大切にする」という考え方とはまるで反対のベクトルを持っているように見える。けれど、「大切にしなくてはいけない」という呪縛のもと、時間が足りなくて自分の人生をすり減らすような思いをするよりは、大切にしないで生産性を上げる方がいいだろう。
    そして、まだしばらくの間は「時間がたっぷりある」人よりも「時間が無くて困っている」人の方が圧倒的に多いわけで。
    ものを慈しむような生き方を追求するためには、むしろ他の生産性を上げて豊かな時間を生み出す必要があるんだなぁ、と思う。

    楽天koboで衝動買い。

  • Vol.383 『自分の時間を取り戻そう―――ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方』(ちきりん著/ダイヤモンド社)
    http://www.shirayu.com/news/2016/000781.html

  • 仕事や育児に忙しくて自分の時間がないと、よく思っていた。その原因が自分の生産性が低いことにあったとは、目から鱗の発想だった。1日のスケジュールを分析し、無駄な時間を把握し捨てるとともに時間をかけることで生産性を高めている行動を修正していこう。

  • ●共感できたところ。
    ・高度成長時代の若者が自動車に憧れたように、これからの若者は週休3日、通勤時間ゼロ、待ち時間ゼロの余裕ある生活に憧れる。

    ・人は気の向かないことでもダラダラやれば何とかできる。しかし本気で取り組むと、すぐに耐え切れなくなって「これは自分に向いていない」と分かる。
    逆に好きなことなら本気で取り組んでも嫌にならない。

    ●共感できないところ。
    ・奨学金制度は多大な借金を生み出す。だから大学が生産性を上げて4年分の内容を1年で教えるようにすればいい。
    (人間の能力を超える提案。本気で言っているのか!?)

    ・普通の働くママに対して「ハウスクリーニング」「クッキングヘルパー」を提案している。
    (フルタイムで働いでも毎月カツカツの生活になっている家庭が多いのに……)

    前提として「すべての生産性をアップさせる」ことには大賛成。世の中ダラダラしていることが多すぎる。
    しかし、筆者はどこかズレている気がする。一般市民は天才ではない。そして、収入の都合でなんでもお金で解決することはできない。
    そもそも筆者の来歴の説明がないので、読んでいるうちに、この内容を書くだけの人物なのか疑うようになってしまった(著者は女性? 男性?)。

  • ちきりんさんは忙しすぎる本質的な問題は「生産性が低すぎる」こととあげています。(もしくは「生産性の概念を理解していない」とか「生産性の向上こそが問題の解決に必要と理解できていない」)
    生産性をあげるポイントはインプットとなるお金や時間などの希少資源に敏感になること、欲しいものを明確にするなどのアウトプットを理解することの2点をあげています。
    文中では「なるほどな」と思う点も多く、忙しすぎる人にとっては一読の価値がある本だと思います。
    読了後は実践して、生産性をあげていきたいと強く感じる内容です。

  • いつも考えてること。人生豊かにしたい。
    時間に余裕もって毎日すごしたい。

    生産性をとことんあげること。
    これかー。今の自分どうだろ。

    こんな働き方してませんか?
    朝からずっと忙しく働いている

    ふと気がつくと夕方の5時

    明日必要な資料なのにイマイチのものしかできてない

    夕方の5時から頑張り始める

    いつのまにか夜の9時

    も少し頑張ればよくなるんじゃないか

    夜の9時から頑張り始める

    ふと時計をみると12時

    はっと驚き頑張るのをやめて帰宅

    これ、私ここまでじゃない!って言い切れるか?!
    似たり寄ったり。それを解消するためにやらないことを
    決めたり、ものの整理や、休みを先にとったり
    優先順位付けたりしたけど。
    生産性の面から考えなかったかも。

    時間の家計簿つけてみようっと!

  • ☆3.5

    生産性を上げる
    =限られた資源(主に時間とお金)によるインプットの「どこ」に無駄があるか視覚化して、アウトプットの質を高める具体的な方法がわかりやすく書かれてた

  • 生産性を高めて自分の時間を増やす。
    限りある希少資源(時間やお金など)を有効活用するために、物事に優先順位をつけていくという内容。
    わりと極端な例で「ガーン」とさせて説明するスタイルでワクワク読めた。

    人間関係で、付き合う価値なしと思われないように(笑)、価値ある人間に成長しなきゃなあと思った。

    2018/12/02読了

  • 201811初読
    どのように「生産性」を高めるか。なぜ「生産性」を高める必要があるのか。
    生産性という概念は仕事だけでなく、家事や遊びにも適用することが出来、
    インプットに対するアウトプットの割合で一般的に定義される。

    時間や人員というインプットが豊富にある場合は生産性の必要はあまり重要視されないが、
    限られたインプットでなるべく大きなアウトプットを心がけることは重要である。

    「時間」も限られた資源として能動的に管理するよう意識を高めたい。

    202302再読
    ・やはり生産性を高めるには意図的に投入するインプットを小さくするのが有用で、働きながら家事・育児をするワーキングペアレンツは世界的に見ても生産性が高いだろうという点は納得がいく
    ・一方で特にキャリアの最初の頃に処理できないくらいの圧倒的な量の仕事をさせられるのは、仕事の具体的な内容だけでなく、必要に駆られて自らの生産性を高めたという意味でも自分にとっては有意義であったと思う

  • 自分自身の生産性向上に向けた現時点での決定版とも言える書。様々な本で定時で帰れば成果があがるとしているが、ちきりんはその理由までも解説してくれる。人間、追い込まれなければ考えないとうことだった。どうすれば生産性があがるのか、その原理から具体的な方法論までわかりやすく説明してくれている。

  • 2017.07.19 品川読書会で紹介を受ける。

  • ”生産性を高めよう”をテーマとした本。
    自分にとって希少価値のものを意識するようにして、どう使っていくか。
    生産性をあげなければならない状況を、わざと作り出す。
    様々な方法論を生産性という視点で論じてくれています。
    それにしても、この本は導入からの話の持っていき方が非常に上手いですね。
    そういう面でも勉強になります。

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著者プロフィール

ちきりん

関西出身。バブル最盛期に証券会社で働いた後、米国の大学院留学を経て外資系
企業に転職。2005年に書き始めた社会派ブログ「Chikirinの日記」は日本有数の人
気ブログとなり、ツイッターのフォロワーは30万人を数える。2011年からは独立
し、文筆活動に専念。デビュー作となった本書のほか、『自分のアタマで考えよ
う』(ダイヤモンド社)、『社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう』(大和書房)、
『未来の働き方を考えよう』(文藝春秋)などの著作がある。

ブログ    https://chikirin.hatenablog.com/
ツイッター  https://twitter.com/InsideCHIKIRIN

「2013年 『ゆるく考えよう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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