交渉の戦略

著者 :
  • ダイヤモンド社
3.60
  • (3)
  • (9)
  • (13)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 103
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478374627

作品紹介・あらすじ

あらゆる交渉を成功に導く戦略、そして実践的な戦術まで、事例とともにわかりやすく解説した「論理的交渉学」の決定版。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 2009/12/01 再読

    交渉戦略についてまとめた本。以前は素晴らしい本だと思ったが、勉強が進んだため、内容の薄い本に感じられた。

    第1章はクリティカル・シンキング。クリシンの内容と同じ。
    第2章はゲーム理論。ゲーム理論の入門。
    第3章は交渉戦略に関する本。多少のアレンジはあるが、基本的にはハーバードメソッド。
    原則立脚型交渉をおこなうために、
    人と問題を分離し、効果的に話を聞き、ブレインストーミングを行って、Win=Winの関係を作る。

    付録の交渉戦術と対処法は、非常に役立つと思う。

  • この本は、少し古くなっていますが、クリシン、ゲーム理論、交渉学を上手に紹介していて、勉強になると思いました。

  • 交渉学を入門者やビジネスへ応用しようという者にも分かりやすく説明し、応用しやすくしている。

    社会で生きていくためにはどうしても人との「交渉」は避けて通れない。
    持論を交えながら抽象的に、時には設例をもって具体的に実学としての交渉学を教えてくれる。

  • アカデミック本。適度に図表も入りわかりやすい。

全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

慶應義塾大学法学部教授、ハーバード大学国際交渉学プログラム・インターナショナル・アカデミック・アドバイザー、ホワイトアンドケース法律事務所特別顧問(弁護士)、日本説得交渉学会会長、交渉学協会理事長、社会実学研究所所長。
1959年生まれ。1981年慶應義塾大学法学部卒業、1985年ハーバード・ロー・スクール修士課程修了(フルブライト奨学金、ハーバード大学奨学生)、1987年慶應義塾大学大学院法学研究科民事法学専攻博士課程。
ブルッキングス研究所研究員、アメリカ上院議員事務所客員研究員、ジョージタウン大学ロー・スクール兼任教授、慶應義塾大学総合政策学部教授を経て、1997年より現職。この間、慶應義塾大学国際センター副所長、同大学産業研究所副所長、同大学外国語学校長を務める。
専門は経済法、国際経済法、交渉学。
主要著作に、『交渉の戦略』(ダイヤモンド社、2004年)、『WTOガイドブック第2版』(弘文堂、2006年)、『企業のコンプライアンスと独占禁止法』(共著、商事法務、2006年)、『法と経済学』(共著、東京大学出版会、2007年)、『ビジュアル解説 交渉学入門』(共著、日本経済新聞出版社、2010年)、『独占禁止法 第4版』(共著、弘文堂、2013年)、『交渉学入門 ハーバード×慶應流』(中公新書ラクレ)(中央公論新社、2014年)、『戦略的交渉入門』(日経文庫)(共著、日本経済新聞出版社、2014年)、『16歳からの交渉力』(実務教育出版、2015年)、『リーダーシップを鍛える「対話学」のすゝめ』(共著、東京書籍、2021年)ほか。

「2021年 『競争法におけるカルテル規制の再構築』 で使われていた紹介文から引用しています。」

田村次朗の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×