マインドセット ものを考える力

  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478761069

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  • パレードの先を行き過ぎるな

  • 未来学者ネスビッツ氏は普通の人とマインドセット(ものの考え方)が違う。同じ情報、同じ新聞、交わした会話から、世界がどこへ向かっているかが分かるのだと言う。①変化の激しい現代だが、物事の本質はそんなに変わらない。②未来は現在に組み込まれている。③話題性にごまかされないで事実を見よ。④常識はあてにならない。他人の目を気にするな。⑤経済予測にはアートなど一見無関係な分野が大切。⑥先を行きすぎない。⑦変わるか否かは利益次第。⑧変化は常に予想より遅く起きる。⑨問題解決よりチャンスを生かすほうが結果を得やすい。(10)やることを足すには、まずやらないことを引いてから。(11)新しいテクノロジーもニーズ、スキル、人間性が調和していない状況ではうまくいかない。

    「結果を得るには、問題解決よりもチャンスを生かすべし。」

  • ・ものごとの本質は変わらないが、やり方は常に変わる
    ・ゲームのスコアに注目する
    ・パレードの先を行き過ぎない
    ・物事は常に予想より遅れて起こる
    ・足し算は引き算の後で

    未来予測学者の著者が、世の中のものの見方を解説。
    そんな視点があったのか!と目から鱗の連発。
    書かれた時期から若干のラグがあるので情報が古くなっている点ももちろんあるけど、それをしのぐいい本だと思う。

  • 今の仕事をしていて良く感じることとして、「マインドセットがずれてるから、うまく仕事できない」ということがあります。これは、今就いている職種として仕事を進めるに当たり必要となるマインドセットがないまま仕事をしていると、成果も上がらないし上達もしない、ということなのです。ということで、この仕事についてから自分において、そして一緒に仕事するひと、はまたまお客様の全てに対して、「マインドセットはどうなってる?うまくもってる?」といったことを考えるようになりました。そんな視点で読んでみたいと思ったわけです。読了してみた結果、著者のいう「マインドセット」は、日頃から自分が意識している目線/レベルのものよりも、もう少し抽象概念化が進んだ目線を大きく持ってみるレベルのものでした。「将来を見渡せるような(マインドセットをもって)思考することとは・・・?」というような論旨展開での考察が主体です。これはもっと大きく自分が成長するために必要で、かつ、上位のマネジメントとして活躍する際に特に使う場面が増えるようなものだと感じました。極めて刺激的な内容で、大変お勧めです。

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