人生ムダなことはひとつもなかった~私の履歴書

著者 :
  • 大和書房
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479012221

感想・レビュー・書評

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  • TVの時代を先見し、それに向かって人間ドラマを書き上げた。「おしん」、「渡る世間は鬼ばかり」など多くの作品は現代に通じる人間模様であり、様々な生き様である。苦難苦労あり、別れ死別ありの人としての生き様が生きている多くの人々に共感を与える作品は素晴らしい。ドラマテーマには身近な出来事、富に展開する内容、現実ある課題を持った要素が入っている事だ。その為にもユースホステル200泊など旅で出会った人々、経験、伝説などを得たのだろうか、男の時代にあり世間知らずの女性が世の中の諸々の人間関係と社会事情を探索した作品のだ。2021年4月95歳で世を去る。

  • 橋田壽賀子のドラマは見たことないが、流石の有名脚本家。読みやすく、波瀾万丈な人生が時折時事問題なども折り込んでくれたのでそんな日本もあったのだなと。人生無駄なことはひとつもなかった、素晴らしいタイトル。無駄な一文もない素敵な本でした。

  • 岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
    http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00601941

    なにが幸運かはわからない。94歳、現役脚本家の山あり谷あり人生!日本経済新聞・好評連載「私の履歴書」が1冊に。50年前の結婚挨拶状も初公開!
    (帯のコメントより)

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著者プロフィール

1925(大正14)年、京城(現在のソウル)生まれ。日本女子大学校卒、早稲田大学中退。1949(昭和24)年、松竹脚本部に勤務。1959年、フリーの脚本家に。1966年、TBSプロデューサーの岩崎嘉一氏と結婚。1989(平成元)年、死別。TBS東芝日曜劇場「愛と死をみつめて」、NHK朝ドラ「あしたこそ」、大河ドラマ「おんな太閤記」、移民をテーマにしたNHK「ハルとナツ」やTBS「99年の愛」など多数の脚本を手掛ける。中でも、1983年のNHK朝ドラ「おしん」は大反響を呼び、広くアジアでも放送される。また、1990(平成2)年からスタートしたTBS「渡る世間は鬼ばかり」は国民的ドラマとなっている。NHK放送文化賞、菊池寛賞、勲三等瑞宝章などを受賞・受勲。2015年、脚本家として初の文化功労者に選出される。主な著書に、『ひとりが、いちばん!』『夫婦の覚悟』(共にだいわ文庫)、『私の人生に老後はない。』(海竜社)、『安楽死で死なせて下さい』(文春新書)、『恨みっこなしの老後』(新潮社)などがある。

「2021年 『渡る世間にやじ馬ばあさん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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