- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479303473
作品紹介・あらすじ
知識をため込むだけでは新しい発想は生まれない。思いがけないアイデアを生み出すために必須なものは、「地頭力」。「地頭力」とは3つの考える力。(1)仮説思考力、(2)フレームワーク思考力、(3)抽象化思考力。毎日の仕事でゆるんだネジを締めなおす、地頭力トレーニングの決定版。
感想・レビュー・書評
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読むのは簡単、実践あるのみ
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この本では「地頭力」を「限られた時間の中で最大限のアウトプットをする力」と定義しています。地頭力を高めるには「結論から」「全体から」「単純に」考えること。
上記3つの考え方や概念が、例え話や具体例を通してわかりやすく書かれています。また、上記の考え方が日常で実践できているかをチェックするリストもついており、なぜその行動が地頭力を高める考え方に反しているのか、を理解できます。
フレームワークなど具体的な方法については、紹介が多い印象です。この本で全体像を得てから、それぞれの方法を身につける本を読むのがいいと思います。 -
広く浅くわかった。いろんな本を読んでスキルを高めたい。
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情報収集ばかりする人、企画に自信がなくて結局報告が遅れる人、すぐ考えに行き詰まる人にオススメの本。
ただし、論理的思考であったり、伝え方といったHow to本ではなく、地頭力に関して、基礎となる考えが説明されている。
構成は、地頭力の基礎「結論から、全体から、単純に」の3点を、図や具体例を用いて説明している。
この本を読み終わって感じたことは、今までの自分の考え方が、いかに日本式(知識を集める)だったのかを思い知らされた。それだけでも、読んだ価値はあったと思うが、この本は、地頭力の基礎を深く掘り下げているので、表面的な理解で終わらず、何かしら心に残るものを残してくれる。
多少具体例や図解がわかりにくいところはあったが、読み返してわかるレベル。この本を読んで、自分の弱点が多少なりともわかるので、それについての本を買いたいと思った。 -
良書!繰り返し読みたい本です。
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まえがきにある通り、前著『地頭力を鍛える』の内容を噛み砕いた内容。悪く言えば真新しさは無いが、理解度を深めるには良いと思う。特に第六章のQ&Aは、前著を読んだ人でも一読の価値あり。
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わかりやすくイメージしやすい。かなり平坦な所まで降りて来て書いてある。フレームワーク思考など勉強になるポイント多し。
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2012年11月12日読了。
地頭力がなぜ必要か、実生活における行動、思考パターンを出しながら分かりやすく説明してる。結論から、全体から、単純に、というメッセージが非常にわかりやすい。
目的を目指すためには、今ある情報の中から仮説を立てること。そのためには、ものごとを俯瞰して単純化すること。
カーナビの話や、時間をあけずに何度もコミュニケーション、65点を目指す、MECEの話、ビジネスと戦争、恋愛の共通点、相違点の話が特に参考になった。ものごとを俯瞰すると思いもつかないものに共通点がある。
ものごとに疑問を持つこと、目的を明確にして導く方法を考えることが大事。正解は自分でつくる。
フェルミ推定の事例がもう少し欲しかったところ。 -
結論から、全体から、単純に。MECEでもれなくダブりなく。
実行出来なければ意味がないので、今日から街を歩きながら概算します。