菜の花食堂のささやかな事件簿 金柑はひそやかに香る (だいわ文庫)

著者 :
  • 大和書房
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感想 : 64
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479307105

感想・レビュー・書評

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  • ちょっとしたヒントで謎を解くのが得意な菜の花食堂を営む下河辺靖子先生と助手館林優希、社員の和泉香奈で前回のお話の続き瓶詰めの件も着々と進行中でした。ちょっとした事件簿で心温まるお話が多いのでほっこりします。いつも最後のお話は、えっこの後どうなったのと気になる終わり方ですが、先生も昔色々なことがあったが、優希達と会い明るくなった。そして今回息子さんとのわだかまりが無くなって、会えなかった時間を次回の作品で埋められると良いなと思いました。

  • 先生の過去が少しずつ見えてきましたね。娘さんだけじゃなく息子さんもいたんですね。しかも陶芸家。先生の実家は料亭だったんですね。料理の実力があるのに継げないから追い出されたとか酷い話だなと思いました。
    とりあえず先生は家族と縁の薄い寂しい生活をしてる人なんだと思いました。せめて息子さんとは仲直りして欲しいです。
    先生からしたら優希さんは娘の代わりなんでしょうか?優希さんにも春の兆しがありそうで次の巻が楽しみです。

  • 食堂の教室で悩みを持っている人の答えをちょっとしたヒントで鋭く答える。それにおいしいレシピ「ックッテミタイノハノートニカキトッタ」優希は会社を辞め菜の花食堂に勤めるようになる。何か恋が始まるか?

  • このシリーズ、久しぶりだから大丈夫かな?(--;)と不安だったけれど、読みはじめてすぐに思い出せた♪日常のささやかな事件はいつもどおりだけれど、菜の花食堂が新しい事をどんどん始めたり、優希さんが料理に専念する道を選んだりと転換期の一冊だった(^^)最後には優希さんの推理で菜の花食堂の靖子先生の謎が、明らかに!( ゜o゜)

  • 2020/02/17

  • 2019/4/6(土曜日)

  • ピクルス食べたい
    こんな風に料理してみたいな

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著者プロフィール

愛知県生まれ。東京学芸大学教育学部卒業。フリーライター、出版社勤務を経て、2006年『辞めない理由』で作家デビュー。大人気シリーズ作品「書店ガール」は2014年度の静岡書店大賞「映像化したい文庫部門」を受賞し、翌年「戦う!書店ガール」としてテレビドラマ化され、2016年度吉川英治文庫賞にもノミネートされた。他の著作に「銀盤のトレース」シリーズ、「菜の花食堂のささやかな事件簿」シリーズ、『スケートボーイズ』『1939年のアロハシャツ』『書店員と二つの罪』『駒子さんは出世なんてしたくなかった』『跳べ、栄光のクワド』などがある。

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