草紙屋薬楽堂ふしぎ始末 月下狐の舞 (だいわ文庫)

著者 :
  • 大和書房
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本棚登録 : 86
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479307273

感想・レビュー・書評

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  • 薬楽堂主催の新人賞を軸にした四編の連作短編。
    8歳ながら聡すぎて生きづらいおけいちゃんだが、金魚や真葛とともに、起こった怪異の謎を解き、徐々に人の心を慮ることを覚えていくのは、良かったなぁ、と思う。

    金魚が無念を憎からず思っていることは、シリーズ当初から無念さん推しのわたしとしては嬉しいです。

    只野真葛さん、実在の人だったんですね……!!

  • シリーズ四巻
    戯作をしたため、誰かに読んでもらいたい、という気持ちは今も昔も変わらないのかも

    新人戯作者発掘にまつわるお話四篇
    今回は恋絡みのお話が多くて、金魚と無念も少し近付いたかな

  • 北斎の娘でてきたー!!!
    クセの強い女の人がまた増えた

  • 今回は恋のお話が少し多めだったかな。

    狐に河童

    2020.9.11
    88

  • 登場人物が少しずつ増えていくのも、シリーズものの楽しみだが、今回は大物の登場。葛飾応為。葛飾北斎の娘で、自身も絵師。金魚の戯作に挿絵を描きたいと押しかけてきた。前作だけの登場かと思ったおけいちゃんも再び登場し、気の強い女性がたくさんで、読んでいて楽しい。

  • いつもの、というお決まりのパターン。
    一つ一つの話が短いので読みやすいです。おけいちゃんが可愛い。
    無念の金魚の関係はこのままなのかな。もうちょっと無念に頑張ってもらいたい所です。

  • 千両萬両 冥途の道行/戯作修行 加賀屋河童騒動/月下狐之舞 つゆの出立/春吉殺し 薬楽堂天手古舞
    金魚さん謎解き沢山してるけど、いったいいつ戯作してるの?スーパーお姉さんですね。無念とはどうなるんだろう?

    ちょっと前に読んだ本と登場人物がかぶってたり設定が似てたりすると楽しくなる。

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著者プロフィール

1960年、岩手県生まれ。大阪芸術大学芸術学部を卒業後、2000年に『エンデュミオン エンデュミオン』(ハルキ・ノベルス)でデビュー。『エリ・エリ』(ハルキ文庫)で、第1回小松左京賞を受賞。14年には「風の王国」シリーズ(ハルキ時代小説文庫)で、第3回歴史時代作家クラブ賞・シリーズ賞を受賞。「採薬使佐平次」シリーズ、「江戸城 御掃除之者!」シリーズ、「よこやり清左衛門」シリーズ(ともに角川文庫)や「草紙屋薬楽堂ふしぎ始末」シリーズ(だいわ文庫)、など、多岐にわたるジャンルにて活躍している。

「2023年 『大一揆』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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